楽しむ。何を?人生を!

エンターテイメント中心に 音楽、映画、漫画、レジャーなんかを語ったりしてます

ありえないけど、お気楽なラブコメ映画

頭使わず、ぼーっと観てられる映画。お気楽なラブコメ

マリーミー

2022年 アメリカ映画 112分 ラブコメディ

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

 世界的歌姫キャット(ジェニファー・ロペス)が、新曲「Marry me マリーミー」を披露する。この曲、婚約者である人気歌手のバスティアン(マルーマ)とのデュエット曲。もうすぐ結婚式。

キャットが観客の前に登場直前に、バスティアンの浮気を知らされた。舞台にせり上がる間に[どうする?今から歌、披露?デュエット。この後、結婚式?]と逡巡。舞台に登場。観客、大歓声。イントロ盛り上げてる。…しかーし、キャット「曲、止めて」

観客の中で「MarryMe」ってボードを掲げてる男、この人と結婚するわ。だと!みんな衝撃。[目についたから適当に選ばれた]感じの男は、付き合いでコンサート見に来てた数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)です。シングルファーザーで、娘ルー(クロエ・コールマン)を数学クラスで指導してる。このクロエ・コールマン、「マイスパイ」の時のような賢い娘役、しっくりくるわ

3か月だけの契約ってことで、チャーリーは浮かれることなく、キャットの都合に合わせてく。マスコミはいっぱい、くっ付いてきますが我慢して平静。[私のコンサートに来てる男ならみんな私が好き]的な感覚で選んだ男は[そーでもない。付き合いで来ただけ。]なのに、きちんと献身的だなぁ。[その場の勢いだけ]じゃなくて、世界を駆けまわってる歌姫の方から合間を見てチャーリーに会いに来てくれる。数学の授業にも表れて、一緒に踊ってくれる。学校主催のパーティにも参加して歌ってくれる。この映画、ジェニロペが唄う、唄う、歌う。ちょい反抗期の娘ルーは[お父さん見なおした]みたいになっていく。

キャット目線では…スターの思いつきで選んだ相手。庶民の生活が新鮮だった。ってだけじゃなく、順調に仲を深めていく。そんな中、「Marry Me」がグラミー賞候補になったので、キャットがまたバスティアンと接近する。チャーリーは受賞パーティに、後から駆け付けた。そこでの華やかは人たち、バスティアンと仲良さそうなキャットの様子を見て、住む世界が違うと感じて、去っていく。

ー、「ノッティングヒルの恋人」そっくりな展開です。[自己中で、生活能力に欠けるスター]とか[理屈っぽく、説教臭い数学教師]とか、お互い嫌なとこも見えてケンカになる…みたいなやり取りを挟んでくれれば、[別れちゃいそう]なハラハラも感じれたろうに。キャットがチャーリーを嫌う様子は全くない。それどころか、チャーリーを想う新曲も歌っちゃう


 

別れた感じで月日が過ぎてる。街のポスター見て、ため息のチャーリー。キャットはTVでバスティアンと共演。これを抜け出して、チャーリーのもとへ向かう。ステージ衣装・ピンヒールのままで空港へ。空席が無いと分かり、「誰かチケット売って、倍額出すから」とか、衣装のままじゃ寒いので、上着を買い取ったりとか、セレブらしさ(?)も発揮した。

チャーリーの数学クラスが参加してる競技会マスロン。娘ルーの出番になった。しかし緊張して計算が進まない。舞台袖で、チャーリーが、キャットと踊ったダンスで落ち着かせようとする。

このピンチに、キャットが現れて→ルー実力発揮→逆転優勝。なら、よかったー!てなるけど、キャットの応援でルーが劇的な復活するのは、[なんで?]ってくらい無理やりだよね。実際は、計算ができたけど時間切れで負けちゃう。それでも、よくやったとチャーリーはルーを壇上で抱きしめる。

そこへ駆けつけたキャットが、舞台に向かって「Marry Me」のボードを掲げる。最初の出会いと立場が逆。そしてボードをひっくり返して「Again」イェーイ、ヒューヒュー!幸せに夫婦になりましたとさ。

ありえないけど、平和な、お気楽ラブコメディーでした。ジェニロペが「ノッティングヒル…」的なのやりたかったのかなー。ながら観で、ぼーっと観てられる映画です

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画あらすじへ


にほんブログ村