楽しむ。何を?人生を!

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「サンダーボルツ*」の前に何を観ておけばいいか

「*ニューアベンジャーズ」と副題が付いてるけど、「誰~?」てなりそう。そのメンバーの誰も、主役の”冠映画”がないから。バッキーは「キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー」はタイトルになってる、と言えるけど。そんなんで、ヒーローのオールスタ―集団を名乗っていいのか?...これが大好評だったようです。

サンダーボルツ*

2025年 アメリカ 126分 アクション映画

 

今までのMCU映画で、敵役とか[脇役]で出てきたキャラがチームを組む話。今作の主役がエレーナ・ヴェロワ(フローレンス・ピュー)なので、私ピーイチは映画「ブラック・ウィドウ」(2021)を観ておいてよかった。登場人物に思い入れ無いと、入り込めない。幼い少女の頃から、ブラックウィドウになるための非情な訓練が描かれてる。これに、ブラック・ウィドウの妹としてエレーナ、父としてアレクセイ、敵としてタスクマスターが出てる。妹、父、と言っても血縁関係は無い。ソ連の組織レッドルームによって組み合わされた偽装家族。レッドルームは、孤児や誘拐した少女たちを洗脳して戦士に育ててた。「ブラック・ウィドウ」でナターシャがこの組織を壊滅させた。洗脳を解くガスで、少女戦士たちを解放した。

それでは、あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

エレーナは、CIAのスパイとして活動してる。姉さんが亡くなって寂しい。派手にビルの上の階を爆発させながら、この仕事も虚しいなぁ。やりがい感じなくなった。辞めてぇなー。[同じ事の繰り返しで仕事が単調に感じる時]ってありますね。こんな派手な事できでも、飽きてきちゃうんですね。転職を考えるエレーナ。

「ブラック・ウィドウ」のエンドクレジットの後に、ドラマ「ホークアイ」につながる映像。エレーナにホークアイ暗殺を命令してるのが、CIA長官のヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(長っ、ヴァルと呼ばれます)。今作でもその立場で、ジョン・ウォーカー、ゴースト、タスクマスターもその指揮下なわけだ。

ヴァルはOXEという組織も持っており、そこでは超人を作るため人体実験をしてた。その証拠隠滅のために、上記3名とエレーナが同士討ちさせられる。ここで早々、タスクマスターは殺さ…やられて離脱。相手のマーベルヒーローの能力をコピーできる。これが残っちゃうと、今後の戦いに支障が出たのかな。物語の、ピンチや盛り上がりに支障が。

そして、この施設に偶然居たボブという優男が合流。ここからの脱出には、煙突みたいな管をはるか上に抜けないといけないが、誰も飛べない_| ̄|○ ガク。4人で協力してこの管を登る。団結するの早いな。敵は、自分らを抹殺しようとしてるヴァルだという認識で団結できてる…ようだけど、まだ信頼は弱い。この辺は不安定な方が、面白いからね。

次に観ておいて良かったのが、「キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー」(2014)。これの敵役:ウィンター・ソルジャー がバッキー・バーンズ。義手の超人で、組織ヒドラに洗脳されて敵になってた。今作では、議員になってる。ヴァルの秘書のメルが彼に情報を流して、途中から合流。何やらターミネーター風なアクションしてた。バイクに乗って、グラサンして、ショットガンを片手撃ち。前作でそんなんじゃなかったから、あれはパロディなのかな。

ジョン・ウオーカーは、キャプテン・アメリカの後継者。政府から任命されてる、なら敵役だったわけでもなさそうだけど。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を観てないので、任命されたけどドロップアウトしたやつ、くらいの認識で見てました。

ゴースト=エイバ・スターは「アントマン&ワスプ」(2018)の敵役で出てきた。最後に改心した。相手を擦り抜ける能力を持つ。

悪役連合の映画「スーサイド・スクワッド」を想起しちゃうけど、あちらは最初から連合を組まされてる。こちらは成り行きで連合するので、連帯感はゆるめ。バッキーが合流してから、チームをまとめる。

このメンバーが、襲ってくる部隊を交わして倒して、逃げてるうちにボブが銃撃を浴びまくる。これで超人に覚醒。それをOXEが回収していった。

エレーナの危機を悟ったアレクセイが駆けつけて合流。頼れるロシア版キャプテンアメリカ、というより賑やかし担当。「サンダーボルツ」はエレーナが子供の時に入ってた弱小サッカーチーム名だって。偽装家族だけど、アレクセイとエレーナは父と娘って感じで、いいなぁ。ウザがらみする父に、雑な扱いする娘。チームが柔らかくなる感じ。

ヴァルのところまでたどり着く。しかしここでは、ボブは金髪、セントリーという超人になってヴァルを守り、圧倒的な強さでメンバーに立ちはだかる。エレーナたちはボコボコに負けて一時退散。無力感から解散しそうになる。ここでエレーナが、[家族がいるとか仲間がいる事]が孤独感の苦しみから救ってくれる、という吐露。こういうところが人間的でいいな、エレーナ。うん、「一人でも平気。一人でどこでも行ける。他人に合わせなくていいので楽」っていう人いるけど、やっぱり孤独からくる不安って持ってるよね。認知的不協和の解消のためにそう言ってるんでしょ。

謎の優男:ボブはあの施設での実験体、OXE側の人だった。能力が覚醒したので本来の働きをしてるのでしょう。

その後、セントリーは暴走する。狙っただけで人を消せる。跡には黒い影だけ残る。空飛べるようになってるし、圧倒的に強いね。市民を無差別攻撃する無敵超人セントリーを、団結したサンダーボルツの面々が止めるのがクライマックス。殴る蹴るでは、歯が立たないのにどうするか?セントリー=ボブの精神世界に入り込んで改心させるのだ。


 

エレーナもボブも、幼い頃から他人を見殺しにして生き残ってきた。その時のトラウマが共感できるトコ。仲間が、味方がいるって伝えるのも説得ポイント。闇落ちセントリー=ヴォイドからボブを救い出して、事を抑えることができました。

無事、ヴォイドから生還したサンダーボルツ一同は、「よし、ここから黒幕ヴァルを倒すぞ」と向かっていく。さっさとズラかっていそうなものだけど、すぐ近くにヴァルは居る。みんなが向かってきた時に、幕の裏側に回りこむ。そこで、マスコミに発表する。追いかけてきたエレーナたちを「はい、こいつらが[ニューアベンジャーズ]でーす。」始末しようとしてた構成員を、名誉ある役職に昇級。これで痛み分け。いいのか?主人公たちを殺そうとしてた奴がこれからもボスで。使えるキャラなんだろうね。バッキーに内通してたけど、ヴァルに忠誠のあるメルもこれから活躍しそう。

国家機関から殺されかけたけど、決死の努力により、いきなり昇格して、待遇の良くなった”サンダーボルツ”の面々 の話でした。 

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”キャラクター”と「移動する人」

前回「ジョーカー フォリアドゥ」では、

[周囲から期待されることで、人はその期待像に寄せていく]

という様子を観れました。この映画では、期待像から外れてしまったため見限られちゃった。そうはなりたくないよねって心理で、本人の理想じゃなくても、その期待像(そのキャラクター)に寄せていこうとする。

「ピグマリオン効果」ってのは、他者から高く期待されると学習成績とかパフォーマンスが上がったりする心理現象のこと。なので、いい結果につながるときに使える言葉。でも、いい結果だとしても、本人が苦痛だったら・・・

「移動する人はうまくいく」

長倉顕太 著  2024年 215ページ

この本では、[行動]を変えるには[感情]だけじゃ続かない。その素になる[環境」を変えろ。という主張で、「移動する」てのは、もう引っ越せよ、てこと。

今回はこの本の内容の一部を語ります。 なぜ移動すると行動が変わるか?の解説に「キャラクターが人生を決めるから」と書かれてます。今のあなたも無意識に何かのキャラクターを演じてる、と断言してます。で、そのキャラクターを決めたのは、ずばり「親」だと言う。それは当てはまらない人いっぱいだと思うよ。だったら逆に、子は親の期待にずばり応えてくれるってことか?そうじゃないことのが多くないか?自己啓発本…こうなると素直に受け入れられなくなるねー。20万部売れてるそうですが。

この著者「親は100%間違っている」という本も書いてる。そんな私でも親の影響を感じる、と。だから親から離れて、決められたキャラクターをリセットしろ、と。うーん、反論されまくりそうなこと言い切ってるね。100%とか。それでも成功者の意見だから、参考にしようとする読者は多いのかな。

人は「過去との整合性」をとるため、キャラクターを変えられない。自分を変えたかったら、過去を断ち切れる、自分(のキャラクター)を知らないところに引っ越せ。自分に都合がいいキャラクターになれるところを見つけろ、とつながるのです。[環境と人間関係]が人生に大きな影響を与える、てのは反論できないかも。

表紙にはタイトルの横に、飛行機のマークが描いてある。「移動する人」とは、旅行なり出張なりで遠くへ行って帰ってくる人を指してるのかと思って読んだ人が多いんじゃないかな。出かけて、いろんな人や物に触れて…みたいな。しかしこの本では、「移動する」は「引っ越す」ことにあたる。最後の方に「移動体質を作るプラン」の中に「一泊の海外旅行」とか「年4海外、年4国内旅行」が少し書いてあるだけ。あと、日本のパスポートはビザなしで194の国に行けるで最強とか。

「環境→感情→行動の順で人は動き出す」と説かれてますが、その「環境を変える」のに意思の力が膨大に要るだろう。「~ように思う」とか「~方がいい気がする」とか「~だろう」ってのが多くて、[個人の感想ですよね?]と受け流したくなっちゃう。この本読んで「環境を変える」まで進める人って、すでにその意志のベクトルがある人じゃないかな。その勢い付けにはなる本です。

 


 

 

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続編「フォリアドゥ」はどぅ?

 

p-each.hatenablog.com

あの「ジョーカー」続編は、レディガガが出てる。これは観なきゃ。前回のような、ずっと陰惨な話にはならない気がする。「フォリアドゥ」はフランス語だね。ドゥ=deuxだから2。「二人の狂気」という意味だそうです。「ジョーカー」のその後を描いた。前作[悪のカリスマ 誕生ォオオ!]で大ヒットからの、賛否両論な映画。

ジョーカー フォリ・ア・ドゥ

2024年 アメリカ映画 138分

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

アニメから始まる。ジョーカーとしてショーに出演。しかし彼の影が実体化して、暴走する。やっと影のジョーカーを追い払ったら、そこに警察がやって来て袋叩きに合う。と、この映像は覚えておくといい。

そして本編。アーサー(ホアキン・フェニックス)はちゃんと捕まって、刑務所暮らししてました。前回、捕まっても逃げられて、ラストも脱走してる描写だったけど。看守からはおちょくられ気味で、かなり弱弱しい。刑務所では、映画や音楽をみんなで鑑賞する時間もあり。やたらタバコを吸ってられるし、自由な刑務所だなぁ。医療刑務所なはず。世間ではアーサーが崇められてて模倣犯が出てきてる。司法はこれを、精神疾患だからと言って甘い刑にはしたくない。

そこに現れたのが、収監者リー(レディ・ガガ)。彼女がハーレ・クインなはずだけど、劇中では「リー」としか呼ばれない。ジョーカーがやらかしたテレビ番組を観ていて憧れた、みたいでグイグイ来ます。これでアーサーの調子が戻ってきたぁ。というか、自分を認めてくれる人に出会えて、自信が出てきた。映画の時間に、リーが放火した勢いで、2人で脱走を試みる。この辺からミュージカル調になる。レディ・ガガに寄せたのか?人が(現実で)殺されるシーンも出て来ないし、前作より明るめな映画だね。いや、歌って踊る場面では銃殺・撲殺してるので、明るくはないけど重たくない。ミュージカルで歌って踊ってる部分が要らないという人は賛否の「否」を示してる訳ね。

リーが励みになって、アーサーが調子に乗ってジョーカーになってく。「二人で山を作る」と。何で「山」?前作では不幸・不運・殺しちゃう。という悪い方に転がりまくってたが、なんだか今回、希望がある感じ。懲罰房みたいなとこに入れられても、リーが(看守を買収して)やって来てくれる。そこでSexしちゃってます。レディ・ガガって「アリー」でも「ハウスオブグッチ」でも映画の度に濡れ場あるね。評判が良いのか?

[ジョーカー]を出してくシーンは、裁判に臨んだ時。女性弁護士が、「殺人を犯したジョーカーはアーサーとは別人格、アーサーには殺意は無かった説」で弁護を進める。はい、冒頭のアニメ憶えてますか?あの影が「別人格」で、本体には悪意はない。という表現でしょう。 ここで証言者としてソフィー(ザジー・ビーツ)が出てくる。前回(妄想で)恋人だった女性。殺されてなかったですねε-(´▽`*)ホッ。しかし彼女の証言がショックやわ。アーサーの母は、彼女には「息子は突然笑っちゃう病で、目指してるけどお笑いには向いてない。」と語っていたんだと。付き合ってたのは妄想で、単なる近所の人にそんなこと漏らしてたのか(;-ω-)=3 最初のうちはおとなしい[アーサー]なんだけど、これらの証言を聞いたり、リーと接してるうちに[ジョーカー]が出てくるんです。女性弁護士を解雇して、「自分でやる」と、次の裁判からピエロメイクで出廷する。真っ赤なスーツでね。リーがアーサーに嘘偽って接近してきたことを調べて伝えてくれたのは、この弁護士なんだけどね。嘘とは「不幸な生い立ちで、この刑務所に入れられた」言ってたけど、実は両親は健在、金持ちだし、この医療刑務所には自由に出入りできる。

ジョーカースタイルになったからと言って、びっくりするような行動はない。証言者として、元同僚のゲイリーが「僕には優しくしてくれたアーサー」と訴えた時は、暴れ出すのか心配になったが、むしろ[ジョーカー→アーサー]に戻り・・・かけたんじゃないかな。実は母親も殺しましたー。と告白する。もう弁護どころか、罪が重くなってくばっかりです。

「ジョーカーはアーサーとは別人格説」を否定するとこに行きつく。それだと、心神喪失状態にあると判定で刑が軽くなる、という道を捨ててしまう。ダメじゃん。ジョーカーなんて幻、となるとリーは愛想をつかして去っていく。ダメじゃん。「フォリアドゥ=二人の狂気」てタイトルから、二人の力が合わさって事を起こすのかと思ったのに、起こらないじゃん(;-ω-)=3 これが賛否の最も”否”な部分かと思う。

「狂気」なのはリーの方で、安全なとこからアーサーを煽って、理想のジョーカーの振る舞いを眺めて、気に入らなくなったら見捨てる。なんてタチ悪!原作コミックではジョーカーとハーレクインって、こんな関係じゃないよね。

しかしまだ味方はいる。重い判決が出そうになった時、ジョーカーの信者がこの法廷を爆破ぁー!「二人の狂気」のはずが、これやったやつが一番の狂気じゃないか!?なのに誰がやったか描写は無し。爆風のあと、ちゃんと動けるアーサーを信者がサルベージ。ここまで刑務所か裁判所のシーンばかりで、暗くて地味でしたが、いきなり派手!なんとか、前作で踊ってたあの階段のところまでたどり着いた。ここでリーと再会する。アーサーの「二人で山を作ろう」をリーは拒否。ジョーカーが好きだったけど素のアーサーには興味ないわ、という事らしい。アーサーは食い下がるが、そんなの応えることなくリーは歌い出す(ミュージカルシーンへ)。見捨てられました。

そして、また捕まって囚人生活。ある日、「面会だ」って廊下を歩いてると、アーサーを慕っていた若い囚人が「いいネタ出来たから聞いてよ」と。自由に部屋から出れるのか?看守は先に行っちゃったし。そして面白くもなんともないネタ話したうえで、アーサーを刺す、刺す、刺す!これは死んだなーという終わり方です。


 

衝撃的なラストで、締まったね。と言えるけど、人知れず殺されてるのは、やはり地味かなぁ。[殺しまくったヤツが英雄に]という前作がヒットしたため、模倣犯?が出てくるようになった。これは社会に悪影響なので[…と思ったらこんな末路だからな]と締めることが社会的責任かと制作側が考えたか。それだと まとめ方がつまんないか。これも賛否の「否」。

 

 

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重いけど観ておきたい「ジョーカー」

前回、[重たい作品を観ても、こっちを観れば平和な世界]という中和剤を得たので、

鑑賞後げんなりしそうな映画を観てみましょう。

p-each.hatenablog.com

ジョーカー

2019年 アメリカ映画 

バットマンの強敵の、あのジョーカーの誕生物語。

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、安そうなアパートに病弱な母親と暮らしてる。ごみがいっぱいで荒れた街、ゴッサムシティ。アーサーはピエロの仕事で生計を立ててる。ピエロを派遣するって会社があるんですね。

アーサーがこの仕事なのは、コメディアンを目指してるから。脳の障害があるのも理由なのかも。緊張すると大声で笑いだす病。静かなバスの中で、大人の男がひとりでいきなり笑いだすって、まぁ気味が悪いよね。病気だからしょうがない、とは理解できるけど、乗客はその後落ち着けないよ。

ピエロの仕事は、街中で大きな看板持って宣伝。あー、外国だと信号待ちの車に向かって1.5m位の看板をくるクル回して、人目を引いてるパフォーマーがいたなぁ。ピザ屋の宣伝だろうけど、そんな回しちゃ店名が読めないよ。アーサーは回さない。ちゃんと見えるようにしてる。しかしそこに、不良少年たちが悪ふざけで看板を奪って逃げ去ってく。慌てて追いかけるけど、路地でボコられて、看板も割られちゃう。完全に被害者だけど、会社からは「お前のせい、看板弁償せいよ」という仕打ち。

笑っちゃう病気のカウンセリングと薬を受けてたんだけど、街の予算がないからって、今日で終わりです。不幸続きのアーサー。社会に虐げられてきたものが”悪のカリスマ”になってく話。なんだけど、今のとこ、まるっきり非力じゃん。

同僚には親身になってくれる人もいるようで、ロッカールームで同僚のランドルが、紙袋に包んで拳銃を渡してくれた。ランドルとしては[使わないまでも、ちょっと強気に出れる自信が付く]と思ってのことだと思う。しかし、これがきっかけで悪い展開、容易に察しが付きますね。

 

アーサーがピエロの仕事中に、子供の施設で、その拳銃をみんなの前の落っことして現場騒然。会社から「You're fired.」クビです、失職。ピエロ姿のまま電車で帰る。その車両に酔っ払いビジネスマン3人が、一人の女性に絡んでる。アーサーは笑いだす病が発動。ナンパ失敗を笑われたと思ったのか「何だこのピエロー」とボコられる。プッチ―――――ン!拳銃の出番です。3人とも射殺。誰にも捕まらずに帰宅。なんか解放された感じ、気持ちよくなってる。

これ以来、(現実の)世間では、電車にピエロのメイクや奇抜な色のスーツの者がいたら、刺激しないように警戒するって意識が根付いたのではないかな。2021年に東京で居たよ。京王線のあの犯人も、不遇な人生からの、社会に報復。

調子に乗ったのか、アーサーは以前ちょっと気になってた、同じアパートのきれいなシングルマザー・ソフィー(ザジー・ビーツ)を抱きに行く。なんか付き合っちゃったみたい。自分の劇場公演に招待する。しかし、スベリまくり!てか笑えないわ。シーーーン…なりたい職業と才能の乖離…そりゃ向いてないよ。

しかし、これが名司会者・マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)の目にとまる。「私の番組に出てよ」と。彼に憧れてたアーサーはいい気分ですよ。しかしマレーは、あのスベリっぷりを自身の番組で流して、「ちょっとイタい奴」的にさらして笑いを取ってた。

病気がちな母親は、昔 仕えてた資産家トーマス・ウェインに、貧しい暮らしの助けを求める手紙をせっせと書いている。その内容をアーサーが見ちゃったら、自分はトーマス・ウェインの息子だと書いてあった。トーマス・ウェインはゴッサム市の市長らしい。…ってバットマンのブルース・ウェインのお父さんだよ。TVで、電車の銃撃事件を「顔隠してやるのは卑怯者」と罵ってた。あなたの息子(バットマン)にブーメランじゃん(σ・∀・)σ

トーマス邸を訪ねるが追い返される。後日、劇場のトイレでトーマスに会えた。しかし、「お前は息子じゃない、もらわれてきた養子だ。」がーーんΣ(o”д”o) また勢いで殺しちゃうかと思ったら、逆にトーマスに殴られてダウン。お父さん(バットマンの)ヒドくない?言い方よ、もちょっと優しくしたら…いやここはアーサーがどんどん絶望してく過程なので、話的には正解。

養子って?アーサーは、病院へ行って母親の入院記録を奪い取る。これを読み取ると、母親とは血がつながってない、母は精神疾患、付き合ってた男が自分を虐待した、それで脳に障害が、ということが分かってきた。トーマスの息子なのか養子かは、後で[実は息子かも]って描写あり。

もーう、入院中の母親を頭押さえつけて殺しちゃう。窒息死。

失意のアーサーは、ソフィーの家を訪ねる。ソファー座ってるアーサーに気付いたソフィーが「Oh!My God.確か…アーサーよね、部屋間違えてる。出て行って。」と怯えてる。あれ?パートナーとして一緒に過ごした日は何だったの?全くの他人になってる。[それは全くアーサーの妄想だった]と捉えるトコでしょう。更に失意で、自分の部屋に戻ったアーサー。救急車のサイレンが鳴ってる。えぇ~彼女も殺しちゃったのか?ここでは判らない、けど続編で判る。

心配して家を訪ねてきた元同僚・ランドルも殺しちゃう。恨みいっぱいな、えげつない殺し方。それは酷くないか?ランドルは良かれと思って拳銃をくれたんじゃないのかな。悪いとこは「拳銃はアーサーが欲しがったから渡した」と取り調べで言ってるところかな。一緒に訪ねてきた元同僚・ゲイリーは殺さなかった。体がちっちゃーい大人でいかにも力はない。「君だけは優しくしてくれたから」って、そうなの?ランドルのは違うのか。

ここまで殺しまくっておいてアーサーは捕まらない。

しかし、警察にはマークされてる。街中と電車の中で、追いかけられ逃げる。ピエロメイクで派手なスーツなので、標的として分かりやすい…はずなのに、街中にピエロの仮面かぶった人であふれてる。社会的弱者の多いこの街では、偉そうなエリート商社マンを殺っちゃうピエロ男はヒーロー扱いなのか。満員電車の中で紛れるアーサー。捕まえたい刑事が「おめーらジャマ、どけぇー」と拳銃を構える。しかし、市民はひるまない、というか満員でどけないよ。もみ合いになり誰かが撃たれちゃう。暴動になって、その隙にアーサーは逃げ切れる。ピエロっぽく「やーいq(・ェ・q)♪」的な、あざける仕草して去っていく。

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そして「マレー・フランクリン・ショー」に出演する。ここでビジネスマン3人を殺した、と告白します。笑えるトークショー番組なのに観客ドン引き。司会も演出も、なんとか面白く誘導したい。ちょっとおかしな一般人を、番組に引っ張り出して笑うってあったよ、「アウトデラックス」とか。TVで素人いじりだって普通にある。いじられる側も承知してる(と視聴者は認識)から、これを「かわいそう」と見る方がダメ、って感じ。アーサーが「悪いのは自分か、世間か?」みたいに問うてたけど、その辺を認識できなかったら”悪いのは自分”てことでしょう。お笑い芸人の資質って、世間の共通認識を捉えながら、ちょっとズレたこと言えるか、だと思う。マレーと口論になりーーー突然ブチ切れ。拳銃でマレーの脳天にズドン!会場はパニック。

ここまであからさまに殺したら、さすがに逮捕された。外は人々が暴徒化してて、荒れまくってる。その中をパトカーで進んで行くと・・・そこに救急車が突っ込んで来る。ドーン!暴徒たちがアーサーを救出。英雄扱い。えー、これでも捕まらんのか!?

と思ったら、次には尋問を受けるシーンに。さすがにあの後捕まったんだな。

と思ったら、次には血の足跡残して逃げとるがな。これで終幕。まだ何かやるぞ、と思わせるね。ザワつく気持ちを引きずらせるよね~。

いいのか?こんな殺りたい放題やって、捕まらないって。これ、観た人は痛快なのか。「弱者を苦しめるやつの思い通りにはならないぜ、イェーイ」みたいに。ルパン3世が、モノは盗んで捕まらないのとは違わないか?

 

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気持ちの浄化剤として、「お気楽」カテゴリーのをどうぞ(*´∇`)ノ

【歌詞】Golden カタカナ…で…歌えるのか?

秋ごろから気になってたが、歌詞を覚えたところで歌えるのか、この高音を?無理でしょ。と思ってましたが、何度も聴くうちに気に入って、何度も聴きながらカタカナに起こしてみました。ピーイチが聞こえたまま、なので元の英語とは離れてますが、そう聞こえるんだから。逆に言えば、英語詩を読んでても、聞こえたようには歌えないってこと。

G o l d e n    (Huntr/x)

2025年 作詞作曲、 EJAE(イジェ)

Netflix映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』の歌。第68回グラミー賞で4部門でノミネート。賞も獲った。                   

                  
I was a ghost, I was alone, hah 
アワザゴォ  アオザロォ  ホォ

어두워진, hah,      압길속에 (Ah)
ドワジェン ホ キソゲー ハァ~

Given the throne, I didn’t know how to believe
イブダブロン  アベダノー ホ ツブリフ
I was the queen that I’m meant to be
アーイワダ クインダワ メフ

I lived two lives,   tried to play both sides But
アイ リッチュライ シャイヒプィ スタイ  ファイ

 I couldn’t  find my own place
 アィクリ バンナ オペイ

Called a problem child ’cause I got too wild But
カル ラ・レ・チュア  ガナ・ガッツワー  ワ

 now that’s how I’m getting paid, 끝없이 on stage 
ナゲサ アン ゲエ ペイ   ゴナスジュ ステー

I’m done hidin’, now I’m shinin’ like I’m born to be
アイドンハイデン ナワ シャイネン ライカン ボートゥビー

We dreamin’ hard, we came so far, now I believe
ウィドリミ ホリー ゲンソー ホノー ワブリー

We’re goin’ up, up, up, it’s our moment
ウェゴイ ワ ポ ポピサオモー

You know together we’re glowing  Gonna be, gonna be golden
ユワニ サエモ ゴーエ  ゴナビ ゴナビ ゴーデン オオォ

Oh, up, up, up, with our voices  영원히 깨질 수 없는
オ ポ ポピラオ ボイス   ユワニゴジャツ オーベ

Gonna be, gonna be golden
ゴナビゴナビ ゴーデン

Oh, I’m done hidin’ now I’m shinin’ like I’m born to be
オー アド ハイデン ナワ シャイネン ライカン ボールビーー

Oh, our time, no fear, no lies   That’s who we’re born to be
オ アワ ツァイノ ビスノナイゼ スーウィ ボーロビー

 Waited so long to break these walls down
 ウェル ソロー ブェイク ディス オーザン

To wake up and feel like me    Put these patterns 
トゥ ウェカ ホスィ ライクミ  プッディスパロー

all in the past now  And finally live like the girl they all see
ソリル パスィナウ  アハリリフ  ラキ ガゼラスィ

No more hiding,  I’ll be shining like I’m born to be
ノモ ハイディ  ナビシャイネン ライカンボールビー

‘Cause we are hunters, voices strong, and I know I believe
カー ウィア ハイツェ ボイセス ションガー ナイト ワブリー

We’re goin’ up, up, up, it’s our moment
ワゴン    ナポポ ポピサオモ

You know together we’re glowing  Gonna be, gonna be golden
ユワニ  タゲオ ゴーエ    ゴナビゴナビ ゴーデン

  Oh, up, up, up, with our voices
ホー オ・ポ・ポピラオ ボイス

영원히 깨질 수 없는      Gonna be, gonna be golden
ユワニゴジャソ オーベ ゴナビゴナビ ゴーデン

Oh, I’m done hidin’, now I’m shining like I’m born to be
オー アイド ハイデン ナワ シャイネン ライカン ボールビー

Oh, our time, no fears, no lies  That’s who we’re born to be
オー アオ タイノ ジゾ ナイゼ スウィ ボーロビー

You know we’re gonna be, gonna be golden
ヨナァオ   ゴナビゴナビ ゴーデン

We’re gonna be, gonna be    Born to be, born to be glowin’
ワ ゴナビゴナビ     ボナビボナビ ゴーエ

밝게 빛나는 우린 
ゲビナナノリ

You know that it’s our time, no fears, no lies
ユノラ イツノ ハイノ フィツノ ナイゼ

That’s who we’re born to be
スウィノ ボーロビーーーー

 

歌いやすくなったでしょうか?高音がすごいよね。歌ってる映像みると、本人でもツラそうだよ。良かったら、ピーイチの順位が上がると嬉しい、それだけですが↓これ押しといてください。

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漫画「正反対な君と僕」その反対方向とは・・・

また [絵だけ見たら読もうと思わなかったけど、読んで良かった漫画] を紹介します。

正反対な君と僕

2022年~全8巻 阿賀沢紅茶 作 少年ジャンプ+で連載

”主人公の 性格が正反対なカップルと、その友人たちを通しての高校生活を描いたラブコメである。”と言われてます。

「正反対」、まず見た目がね。ギャル・鈴木さんと陰キャ男子・谷くん。だけど、周りの空気読んで合わせる鈴木と、芯が通った意見が言える谷。自分に無い「正反対な」部分に惹かれる訳です。

タイトルからして、男の子目線で[陰キャ男子が好意を持ってる陽キャ女子が、彼を気にしだして接近してくる話]という、よくあるストーリーを想像しがち。

 

p-each.hatenablog.com

これが反対②でした。女の子側から「好き」、という主人公・鈴木の目線のストーリー。それでも ”正反対な”カップルは他にも出てくるし、いろんなキャラ(カップル)のストーリーがあるので、ひっくるめて”君と僕”て言い方でいいよね、て事でしょうね。

反対③:ラブコメは大抵、お互い惹かれるまで色々あって、付き合うようになる展開だけど、今作は序盤から告白→付き合う。大抵、付き合ってから意見の相違や勘違いなどから、波乱が起きるけど、今作は相手の考えを受け入れる。素直な良い子たち の爽やかな漫画です。

波乱は起きない。日常の話ながら、これだけ面白いのは、、、
[言葉で]ちゃんと伝えることで、相手もその真意を受け止める。このやりとりが気持ちいい。更に、ノンバーバルな部分もちゃんと正確にくみ取る人たち。
現実では、言葉が足らなかったり、言い方が雑だったり、それでモヤりながらも、改めて話し合う訳でもなく過ぎていっちゃうよね。
そこをちゃんと会話できる高校生たち。メタ認知ができてるのです、この若さで!そして言葉にして伝えられる。イイね。
質問しても、論点ズレまくりの答えが返ってきたら(政治家にありがち)モヤるよね。今作はその正反対。打てば響く。丁々発止の掛け合い。
 

 

 
みんな苗字で飛び合う。高校生が、[鈴木]や[佐藤]なんて苗字で呼ぶことなんて無いだろ!?と思うけど、今どきはこれがイイんですか?話が進むと下の名前が分かっていく。こういうステップアップが良いのかね。わざわざ、鈴木、佐藤、渡辺、山田、本田とかよくある苗字にしなくても、個性あるキャラたちにちょっと珍しい名前つけてあげればよかったのに。あと、谷、平、西、東、岡と一文字の地形の苗字、わざとだねぇ。だったら、カップルの片側は難読な苗字にしてくれたら正反対なのに。そりゃ分かりやす過ぎか。
 
絵は、ちゃんとした等身で描けるのに、やたらとギャグマンガ調になるのが残念。主人公:鈴木は美少女ってわけじゃない。友達が多くて、クラスの中心っぽく、目立ってるけど。誰が美少女なのかは、絵からじゃなくて会話から読み取れる。マンガって、大抵そういうもんか。

しかし頻繫にギャグ画調になるのも平和な内容だから。そう、嫌なことがあったり、重い作品を見た後でも、この平和な世界を見れば、気持ちが晴れる。ここに来れば平和がるよ~(あだち充がそんなこと言ってたなぁ)。でも現実から遠い内容ではなく、甘酸っぱい恋愛とか、友達とのコミュニケーションとか、気持ちいい感じに落ち着ける漫画です。
 
 
 
漫画を読み返しながら、のんびり文章を書いてたら、もうアニメが始まってしまったΣ(o”д”o)ハッ! 3か月前から書き始めてたのに。
読み返しても、ほっこりできる癒し系マンガですね。
 
 
 

傲慢と善良 とゾンビ 

辻村深月のヒット小説。売れてるのは知ってた。本屋で見かける表紙が目についてた。累計125万部との帯が付いてた。しかし、買って読むまでは行かない。映画でやったなら、と観てみました。題名の「…とゾンビ」はピーイチが勝手につながった物があったので。本編との関係は後述します。

傲慢と善良

2024年 日本映画 119分 

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

婚活アプリで知り合った男女の話。

主人公:西澤架(カケル:藤ヶ谷太輔)はビール問屋の跡継ぎ社長。東京育ちでイケメンで、相手はいくらでもいそうだが、婚活アプリで何十人かの女性と次々と、面談してる。

順調に付き合ってた彼女・アユから「結婚する気がないなら別れる」と。それから数年たち、30代後半になり、焦って相手を探してるわけです。

そこで知り合った坂庭真実(マミ:奈緒)が気に入って付き合いだします。おとなしめで、田舎臭さあり、やさしさ発揮するけどドジっ子。こういうちょっと弱そうな女性には奈緒、ハマり役。そしてちょっと影がある感じも。

「ストーカーに憑かれている」というので、カケルの家で一緒に暮らそう→結婚へ。

順調に結婚に進んでいくふたりだが、寿退社の送別会に行ったまま、失踪する。カケルは行方を捜して、マミの姉、両親、以前マミがお見合いした時の相手、その仲介人に聞いて回る。しかし行方は掴めない。なにかミステリー感が出てきたと思ったが…。

お見合い相手だった歯科医男性が、婚活について「学校のテストみたい」「自我を消してテンプレ通りに振るまうべき」だと。仲介者の小野里さん(演:前田美波里)は「婚活がうまくいくのは、欲しいものが分かってる。ビジョンがある人」と言う。?分からないわ。しかし、小野里さんが、「昔の小説『高慢と偏見』てあったけど、今の日本は『傲慢と善良』になった。」という。どういうことか・・・「結婚相手に[ピンとくる]ってその人が自分につけてる値段」「相手を鏡にして見る自己評価価格」こういう自分の価値観に重きを置くのが”傲慢”。でも、高望みしてない、親の言うことを聞く”善良”なんだって。両方持ち合わせてる。

タイトル、そういう意味か。カケルの(アユとの付き合いを知ってる)女友達・美奈子(桜庭ななみ)ともう一人、がマミに対して感じ悪い女で、この対比で傲慢VS善良にも思えたけど、そこ主軸じゃない。

ここまで映画45分。カケル視点でした。謎の失踪を遂げたマミ。やはり奈緒らしく(?)意外な事情を抱えてる、とみんな思ってたはず。地方で災害ボランティアに参加してました。ここからマミ視点で進む。

意外な事情…は余計な想像だった。感じ悪い女友達のせいじゃん。こいつらが送別会の後のマミを見つけて飲みに誘う。マミが伝えてた[ストーカー被害]を、カケルの気を引くための嘘だろうと問い詰める。以前、カケルに「今マミと結婚したいのは何%?」と問い、「70%」との答えを「あなたは70点だと言ってた」と伝える。怖っ!!酒飲んでるからって、カケルのためとか言って、陰でそこまで言うか!?送別会で別れを惜しんでる仲間の間に割り込んで、飲みに誘うか?確信犯でしょ!

これがショックで、マミはカケルのもとを去って行ったのです。マミの母親(宮崎美子)は過干渉な毒親で、群馬県高崎市を離れて東京に出てきた原因。「お父さんは県庁勤めで安定してたのに、自営業の方(カケルのこと)なんて」という言い方です。ここまで出来事をマミ視点でプレイバックします。マミはもっと闇を抱えてて、姿を消したんだ、と思って観てたのは演じてる奈緒の(ピーイチの)イメージでした。映画「マイ・ブロークン・マリコ」が効いてるな。

マミは、自分で決めるより、人の言うことに従ってた方がいい性格だった。見合い相手にも見抜かれてた。
「ゾンビ化する社会」(中野信子と岡本健著)て本に「人々はゾンビになりたいのかも」と書いてある。これは[自分で選んで決めることをやりたくない]から、意思の無さそうなゾンビに、て意味。2016年に「高慢と偏見とゾンビ」て映画があった。つながった?

カケルの「70%」って答え、低すぎだろ!?婚活アプリで知り合って順調な仲なら、90%以上を答えると思う。特にマミに否定的な美奈子が相手なら、盛って答えるべき。そういう計算が利かない、恵まれた環境で育ったか。最後の方で「世間知らずで鈍感」とマミも思ってたことが分かる。東京で30代で白のベンツゲレンデに乗ったイケメン社長。前半、カケル目線だったから感情移入してたけど、私のような庶民が、何をこんな”勝ち組”に気持ちを乗っけてたんだ。反省。

カケルはマミが Instagramをやっていたことマミ姉から知らされる。IDにカケルの誕生日が入ってる。彼女の心はカケルから離れてないのでは・・・と思わせといて、行方を知る手掛かりにはならない。

被災地で暮らすマミには、スナックのママよしの(西田尚美)やボランティアのリーダー高橋(倉悠貴)など心許せる相手ができてくる。1年が経っていきます。

そしてカケルが出張で訪れた場所で、偶然マミと会うことができた。都合のいい奇跡だと思いますが、それより、つながったじゃん!とうれしくなった。ここで話し合えたので、復縁しても、ちゃんと別れを告げられて終わりでも、どっちでもいい気がしてきた。観客は何らかのプログレスがあれば納得するのです。(これも[ゾンビ化する社会]に書いてあった)

マミは復縁できないと言って去っていきます。「70点の女」はずーっと引きずってます。ここで、まだつながれてるのが Instagram。カケルはダイレクトメッセージで想いを伝えた。これが響いて、帰りの電車のホームまでマミが追いついてくる。

どっちでもいいと思ってたけど、やはり二人がちゃんと仲を取り戻したのが良かった。この1ターンがあるから良いんだね。マミ「私と良い所に生きてください」で、ジ~ンときました。東京で30代で白のベンツゲレンデに乗ったイケメン社長の気持ちで恋愛ドラマを観れます。

 

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「いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才」を読んで

「1年経たずに10万部超のベストセラー」とのことで、[ 2時間の使い方 ]で幸せが変わるなら,と読んでみました。

いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

今井孝 著 2024年6月 発行 248ページ(正味)

 

自己啓発本に分類されそうだけど、意識高い系なことが書いてあるわけじゃない。むしろ意識高い系の人が読んだら「そんなん知ってるよ」言いそう。実践してるかは別にして。

著者=[いつも幸せな成功者]は、1日に2時間だけ幸せになることにコミットしてる。24時間すべて充実してなくても、2時間[最高のひととき]があれば毎日幸せ。「そんなん知ってるよ」言いそうになった。意識高い系でなくても。

すぐ思いついたのは、スキーに行った日。早朝、眠いのに起きる時とか、道中、運転してる時とか、道具を運んだり、片づけたりとか、楽しい時間ではない。それでも滑ってる時が[最高のひと時]で、幸せな1日になってる。いや、休みの日のレジャーだけじゃなくて、仕事の日でも、見逃してた幸せポイントを意識しなさいよ、と。問題解決のアイデアが浮かんだとか、人に喜ばれたとかあれば[いい1日だった]になる。そうか、片付けたかったものが片付いたとか、この店の値段より安く買い物できたとか、ちょっとした喜びですね。ん、でもそれって逆に、片付かなかったり、高く買っちゃた時はマイナスじゃん。もっと悲しいことがあった日は、ちょっとした幸せがあっても差し引いたら[いい日だった]にはならないでしょ。そこには全く言及されてない。

小さなことに気付いて意識的に自分を幸せにする時間を増やしましょう。という内容です。

そのためのキモが

①「すべて充実してなくちゃ」考えを捨てる

②無駄を見つけ、やめていく

③自分を幸せにしてくれることを見つける

④スケジュールを立てる

⑤長期的な目標 毎日の積み重ね

⑥意識的に幸福感を味わう 仕事は分割して一つ片付く度に達成感。旅行は「準備の時」「最中」「振り返り」で3度楽しめる。「つまらない」言ってるやつは味わってないからですよ。

著者の経験から書いてるので「それってあなたの感想ですよね」と言われちゃいそうだけど、成功者の感想ですから。 ビジネス書を10冊以上出版、1000人規模の講演会、TOEIC925点、クラリネットのライブ、などの功績が文中に何度も出てきます。そんな成功者ならさぞかし良い暮らしなんでしょ、と思われがちだけど、高級車もクルーザーも要らないし、高級レストランも飽きるって。限界効用逓減の法則ですね。本書ではこういう用語は出て来ないけど、覚えとくと良い用語です。

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野村総研の調べでは2023年, 金融資産1億円以上は153.5万世帯に増えてる。その分中流だった世帯が貧乏人に。庶民はこの程度のちっちゃなことで満足しとけば、断然、贅沢な楽しみがある高所得者は妬みを買うことが無くなる。この本の狙いはそこじゃない?…との見方はうがってますかね?そんな考えしちゃうと、素直にこの本の効用を活かせない、それじゃいかん。気の持ちようで幸せは感じられる。この考えは良いと思う。ぼーっと毎日を過ごすより、QOL上がる気がします。

平易な文章で字も大きめなのですぐに読めちゃいます。日々の過ごし方に気付かされる本でしたーーーー

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この前の終活ドラマ、の元の漫画

NHKで、割と夜遅めに、綾瀬はるかのドラマをやってた。2025年6月21日から8月2日まで。これが、今までにない役で興味深く観てしまった。いや、今までの役をそれほど知らんけど。話のテンポが良くて面白かったので、その先を知りたくなって漫画を読むようになった。

 ひとりでしにたい

カレー沢薫 作 2019~2020年モーニングツー連載 全10巻

 

自身をツイッター中毒だと、ハジけた文章を書くカレー沢さんの作品でした。しかし、画力が…まぁ貧相。このキャラ、同じ人?とちょっと混乱するくらいの絵。絵だけチラッと見てたら手に取らない漫画だろう。だけど終活という重いテーマを和らげるのに、これくらいの絵のがいいか。いや、もう少しきれいな絵のが単行本、売れたでしょう。絵の魅力が無くても、補って余りある面白い話でした。

主人公は山口鳴海(ドラマでは綾瀬はるか)。美術館で学芸員をしている35歳、独身。ドラマの綾瀬はるか(40歳)を観てからだとーーこんな絵のキャラを演じてるのか!?逆に、40歳に見えない美貌の綾瀬はるかをキャスティングして、合ってる?う~ん、それでドラマを見ようとするヤツがたくさん居るんだから、成功、正解か。他のキャストも、総じて漫画よりも美しくなってる。

物語の起点は、鳴海の叔母が孤独死したこと。憧れてたキャリアウーマンで独身の叔母が、浴槽でスープ状になって発見された。ここから「ひとりでしにたい」とはならなさそうだよね。のんきに生きてきた、知識と思慮の浅い鳴海に影響を与えるのが、年下のエリート社員・那須田君(演:佐野勇斗)。鳴海に好意を持っており、叔母が孤独死の件をきっかけに接近してきた。ここから鳴海が、自分の(&両親の)終活を進めていくのが話の本筋。暗いテーマだけど、ドラマでは美男美女のラブコメ的な要素もあり、明るく観られる。

この那須田君が知識豊富なので、終活についての情報が為になる。そんな優良物件の年下イケメンだけど、心に闇あり。

他の登場人物も、くせのあるけど分かりやすい。会話ばかりの話なのに、ドタバタ感があり、退屈しない。やり取りが軽快で、人物それぞれの思惑も説明されてるので、理解しやすいのです。


 

自分は老後のことを考えずにボ~っ生きてたなぁ、と気づいた。そして人間関係で、考えを読み取りたい相手が、後に思惑を語ってくれる。痛いところやかゆい所を、ちゃんと突いてくれる気持ちいい作りでした。それをきれいな俳優でドラマ化したので、とても見栄えのある作品になってた。

 

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「オッペンハイマー」はセリフ多過ぎなうえ、分かりづらかった(後篇)

3時間は長い。その上、時系列も、内容も分かりづらい映画でした。

オッペンハイマー

2024年 アメリカ映画 180分 歴史ドラマ

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます

聴聞会は、狭い部屋に政府の取り調べ員が7~8人 対オッペンハイマー、他の証言者。密室会議。ソ連へのスパイ容疑をかけられ、ゴン詰めされてるわけです。

ロスアラモスに共産党員を出入りさせてたこともあり、疑ってくる(反ロシアな)軍人がいたけど、グローヴス大佐がオッペンハイマーにいいように計らってくれてた様だった。

原爆を開発してるうちに、ナチス崩壊、ドイツが降伏しました。じゃ、もう進めなくていいじゃん。科学者たちも、やめた方がいいよねって集まってる。オッペンハイマーは「いやまだ日本がいる!」って、この勢いは止められない。

何十キロも離れた場所で爆発させる実験で成功。「ニアゼロ」連鎖反応で地球の大気を焼く尽くすかも、という危険性がゼロではない。初めの方の実験では低い壁の陰に避難してたし、最終実験でも伏せてるだけの人もいた。爆発のエネルギーばかり語っていたし、放射能被爆とか無かったのか。爆弾を開発してるのにやたらタバコ吸ってるのも気になっちゃう。嵐の中だったり、緊迫のシーンでしたが、これがクライマックスではなかった。まだ1時間くらいあります。

原爆が出来上がったら、「ごくろうさん」とばかりに軍が運び出してく。もうここからは軍のもの。使いどころに口出しできません。軍での会議では「どこに落とす?」「京都はいい街だからやめとこう、わし行ったことあるんよ」。

日本において、原爆投下や日本人の被害についての描写は 無し!・・・無しかよ。その悲惨さを表現してる場合じゃないのか。この後、オッペンハイマーが英雄扱いになるので。[原爆で苦しむ人々]の妄想?幻想に苦しむ描写はあった。大量破壊兵器を作った人、ノーリグレットと言ってたがノーリモースではなかった。苦労もいっぱい。カラーのパートはすべてオッペンハイマーの視点を描いてる。これに気付いてると分かりやすい。ドイツの様子も全く描かれてなかった。

この後、核開発を進めること(水爆開発)には否定的なことを言うようになる。これもソ連に核開発を先行させたいスパイ?と疑われる要因。

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この後はオッペンハイマーが「赤狩り」にあう話。戦後、ソ連も核開発に成功したので、アメリカの敵はソ連。冷戦の時代の始まり。反共産主義が推進される。共産主義者だと疑わしいヤツはつるし上げろぉーてのが赤狩り。

戦後、オッペンハイマーは原子力委員会の顧問になってるんだけど、情報へのアクセス権を取り上げられちゃう。それだと研究を続けれないので、キャリアが詰む。異議申し立てをしたら、あの狭い部屋での「聴聞会」。白黒では対比するようにストローズは「公聴会」を受けてる。こちらは大きな部屋で、商務長官に任命していいか?を裁判みたいな質疑応答をやってる。この白黒パートが1959年なので昔のどころか、もっとも後の話。

狭い「聴聞会」では元検事のロッブ(ジェイソン・クラーク)がオッペンハイマーをスパイ認定するために質問詰め。実際、前半で左寄りな活動してたし。ここでは証拠の提示とかいらないので、証言者も呼んで、言質が取れたら、この密室だけで赤、機密漏洩スパイ認定。もうこの結論ありきでやってる。

ロッブは妻キティにも元共産党員だという点で詰めてくるが「そんな誘導的な質問には答えれんわ」としっかり、夫に不利な答えはしない。(水爆の父)テラーは誘導されて「アイツついていけない時があったわ」とか言っちゃう。

実はこれを画策してたのは、ストローズだった。表向きは中立。スパイ容疑で告訴してきたのはニコルズ(デイン・デハーン)。この人、クローブス将軍の部下だったよ。あの時も敵対してた。それが原子力委員会になって、今度はストローズの部下になってる。陰湿な検察官ロッブもストローズの仕込み。

ストローズは、水爆推進で意見が対立してただけじゃなく、オッペンハイマーを恨んでた。最初に”卑しい”靴売りと言われたこと。アインシュタインと陰口を言ってた(という思い込み)。公聴会でオッペンハイマーの「アイソトープはサンドウィッチより有用だ。」発言で、無知をさらされ恥かいた。これら積もり積もった恨み。

しかし、ロスアラモスに参加してたヒル博士(ラミ・マレック)が、ストローズの公聴会で、ストローズの策略をすべてぶっちゃける。ストローズは失脚。オッペンハイマーの地位が復活。その後、歳くってからオッペンハイマーが賞を受賞。祝いに来たテラーをオッペンハイマーは祝福を受けるが、妻キティはガン睨み。聴聞会での証言が許せねぇ。登壇して「自分たちが、連鎖反応を始めてしもうた!」と核兵器の拡散を危惧することを話します。

地球が炎に包まれるイメージ映像。うわぁぁぁぁぁぁぁ嫌な終わり方。

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映画「オッペンハイマー」が分りづらかったのでまとめてみた(前篇)

アカデミー賞作品。最多7部門受賞。2023年の7月に世界各国で公開されたけど、日本は配給会社がなかなか決まらなかった。右翼の抗議行動が心配だから。「原爆の父」の話なので、日本人として知っておきたい。

オッペンハイマー

2024年 アメリカ映画 180分 歴史ドラマ

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます

〈後のオッペンハイマー博士に対する事情聴取〉からはじまって、回想シーンになるので時系列が前後する。白黒画面になるのが[過去]かと思って観てると違うのです。[米国原子力委員会長官ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr.)の視点]が白黒画面。[オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)の視点]がカラー、という分け方でした。分かりづらいよ、クリストファー・ノーラン監督。これと別で時系列が前後するんだから、映画観に行った人は一回で理解できたんだろうか?観客に負担を強いる映画だと思う。しかも3時間。前作の「TENET」も分かりづらくて長かったよね。

オッペンハイマーは、ドイツからのユダヤ系移民の子としてニューヨークで生まれたアメリカ人で、ユダヤ教徒ではない。て事を押さえておく。

20代のオッペンハイマー。ヨーロッパの各地の大学で学んで、教鞭をとっていた。

アメリカに戻って大学教授に。弟の紹介で共産党のパーティに参加。ここで知り合ったジーン(フローレンス・ピュー)と付き合うようになる。しかし、別れてキティ(エミリー・ブラント)と結婚。略奪婚。ジーンとのSexシーンは要るの?と思ってたら、彼女との関係は後まで続いてる。けっこう当たりが強いのに。共産党員なのに。

「アメリカ共産党」という左翼団体があり、ここに属してる人が結構いる時代。政府からは監視されてる。大戦中、ソ連は”同盟国”の扱い、何だけどやはり政府は、アメリカにとって”次の脅威”として、核開発に関して極力伝えない方針。

共産党員の友人シュヴァリエ(ジェファーソン・ホール)はオッペンハイマーに、”同盟国”ソ連に情報提供しようと誘ってくる。それは拒否しました。「国家反逆罪」になる、と分かってる。だけど、オッペンハイマーは後に、ソ連のスパイだと疑いをかけられる。冒頭からの(裁判じゃないけどそれに近いような)取り調べ「聴聞会」はこれ!

当時から共産党と関わってることを、アメリカ政府の人が懸念してた。弟も妻も共産党員だったわ。それでもストローズはオッペンハイマーほど優秀な物理学者はいないと、研究所所長に任命した。妻キティが途中から育児放棄して、オッペンハイマーは同僚のシェバリエ夫婦に赤ちゃんの世話を頼む。いろいろ問題ありな人ですが、その能力を周りに買われてる人です。

妻に隠れて、ジーンとはまだ会ってる。ねっとりSexシーンが要るのか?思ってたが、聴聞会で、共産党員のジーンとつながってたことを問い詰められる。後ろで妻キティがそれを聞いてる。ねっとりが効いています。このジーンが自殺してしまう。そこで苦悩するオッペンハイマーに喝を入れるキティ。全く笑顔はないけど、夫を支えるしっかりした女性でした。聴聞会で夫に不利な答えをしたやつには(後から)ガン睨み。

1942年。日本軍がアジアの国に侵攻してた頃ですね。オッペンハイマーはグローヴス大佐(マット・デイモン)に原爆開発の「マンハッタン計画」のリーダーを任される。ロスアラモスの砂漠の真ん中に研究所、その周りに街を作る。そこに有能な学者を家族ごと移住させて研究。気が乗らない学者たちを、引き入れる人望や交渉術も持ってたんだなぁ。大量破壊兵器を発明することには、反対する科学者が多いんだけど、「ナチスより先に作らないと」ということで、みんなを納得させる。

研究メンバーのテラー(ベニー・サフディ)は、原爆より強力な”水爆”を作れちゃうぜ、と主張します。ネクタイが短い、クセ強めキャラ。理論はすごいけど、今は原爆の破壊力で十分。それは置いといて、原爆の開発を進める。水爆の開発の話は後からも取り上げられる。

オッペンハイマーが黒板に書いてる理論上は無理そうな核反応を、実験ではいけそうになる。アインシュタインのところに相談に行きます。何十歳も年上に向かって「アルベルト」っていきなりファーストネームで呼ぶんだね。オッペンハイマー自身も民衆から「オッピー」呼ばわりだった。高名な学者の距離感って・・・関係ないけど6年前の参院選。広島の買収事件で、河井克行のメモに「総理2800 すがっち500 幹事長3300 甘利100」を思い出した。安倍、二階は役職名で、なら菅は官房長官…じゃなく「すがっち」…これはナメてるでしょう。「オッピー」もおちょくってる呼び名っぽいよね。

この時、二人の会話を離れて見ていたストローズは、自分の悪口言ってたと思い込んでる。水爆の開発でも、進めたいストローズとやらないオッペンハイマー、対立していく。

長い映画を、理解しながらまとめるのは時間かかるし、文章も長くなるのです。なので、、、続く(。ゝ∀・)ゞ

 

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「このプリン、いま食べるか?・・・」って!?

書店で平置きになってる、プリンの表紙が印象にあり、読んでみた。今回、本の話です。「一生役立つ時間の法則」との副題なので、時間の使い方についての本のようです。なるほど、インパクトある表紙で気を引いてから、小さく何の本か説明。上手いコト構成されてます。

このプリン、いま食べるか?ガマンするか?

柿内尚文 著 2024年発行
4つの時間に分類してる。「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」人生はこのうちどれか の時間なんだって。
え、今がどの時間かいちいち意識しろってか?それを面倒に思ったらこの話から脱落です。でも、限りある人生の時間を良いものにしたかったら、意識した方がいいんです。ぼーっと過ごしてたら、時間は溶けてっちゃうんだから。
 

 

タイトルの問いかけは・・・スタンフォード大学の[子供がマシュマロ我慢できた方が、将来伸びるぜ]って実験のことか、と思うよね。しかし、ここでは、我慢したら後でもう一個もらえる,とかの条件は無い。「ダイエット中」という前提で考えること。
その答えは冒頭で、いきなり書かれてる。
     ” 正解はない。あなたの選択次第です ”
かーーー!心理学の実験の話かと思ったら、それ全く無視な結論。
食べたら→幸福の時間,我慢したら→投資の時間、だそうな。
「ダイエット中」という前提が、私には想像しづらいよ。プリン1個食べて、体重、体脂肪とかに響くのか?3個でも4個でも食べりゃイイじゃん。金かかるけど。
しかし、同じことしても、AさんとBさんでは〇〇の時間が違う。
例えば[睡眠]をAさん=役割の時間。睡眠とらな行かんという義務。
     Bさん=投資と幸福の時間。眠るの気持ちいい&明日のパフォーマンス。
なんだ、捉え方次第か。「時間への意識を変える」とのこと。「時間磨き」と呼ぶんだって。
境界がはっきりしてないのです。最初に4つの〇〇時間に分類した割には。考え方次第で、[投資の時間]が[幸福の時間]になるそうだけど、例えば、英語学習とかインプットしてる時を[幸福の時間]と捉えて満足しちゃったら身につかないよ。アウトプットしなかったら、いつまでも話せるようにはなりませんよ。何でも[幸福]に寄せちゃ成長なしだね。これじゃダメだから「〇〇の時間」の割り当ては気をつけないといかん。
いい提案だと思ったのは・・・「誰かを喜ばせる」のが自分の幸せ、と考えれば「幸福の時間」が増えるよね。ベースを幸福な状態に。嫌な事はスルーしよう。嫌な感情を引きずらないための心構えが書かれてます。
名言やデータを引用してる箇所があるので、客観的なことなのかと思いそうだけど、筆者の主観で書かれてます。「DIE WITH ZERO]ではー、秋本康がー、村上春樹がー、スタバのCEOがー、グーグルのCEOがー、藤田晋がー言ってます。~みたいに著名人の言葉が、説得力を補完するために使われてる。
ケンブリッジ大学の研究で、「人は一日にMAX35000回もの選択をしてる」。後悔しない選択を。そして選択しなかった方を考えて悔やむな と。選んだ方の価値を認識するべしと。みんな、そっちの考えを普通にしてんじゃないの?この本では出て来ないけど「認知的不協和の解消」ってこれに当てはまるのでは?
先述の「時間磨き」といい、「ドローン視点」「時間複利の法則」「幸費」「常識の規制緩和」とか、やたらキャッチコピーが多い。あんまり多いと、鼻についてきた。しかし、覚えとけば[今○○時間]を意識するには使える。過去のことも、未来の予定も、時間を意識すればイイものにできるから、そのために気をつけるポイントがいろいろ書かれてます。集中力アップ法とか。
「幸福3兄弟」で、ドーパミンは分かるけど、セロトニンとオキシトシンは「安らぎ&満足感」で同じじゃん。違いが説明されてないまま3分類。スッキリしない文だわ。こういうのはサラッと読み飛ばしてけば、字も大きいし平易な文なので、すぐ読み終わる本です。

 

なんだか、批判的な感想が多いかもですが、自分がぼんやり思ってたことを、「時間のプロローグ化」とか「一番大切なのは想いで作り」というように、言葉にしてくれてて、しっくり&すっきりした本でした。「幸福の時間」を意識して過ごすことで、限りある時間の過ごし方が濃いものになりそう。いい考えだと思いました、
この本が売れたらしく、今年は[オムライスの表紙]で本を出版してましたね。[インパクトある表紙で気を引いてから、小さく何の本か説明]を踏襲。
 
 
 

テイラースイフトも出てる映画…その続き

ロスアンゼルスではみんな、仕事中でも愛だ恋だと考える。そんな日。

バレンタインデー

2010年 アメリカ映画 125分 ラブコメディ …の続き

時期が全くちがうけど、ロスアンゼルスは四季の変化は少ないからか、この映画では季節は感じられないので、いつ観てもいいんです。

それぞれ どう収まるか?

〇数字 は前編で紹介した 登場カップルの番号。

①妻子がいることを隠してるハリソン。彼の出張先に押し掛けようとジュリアが飛行機に乗る。リードが何とか彼女に追いついて、「あいつ妻子と順調だって!」と伝えれた。空港スタッフが割と融通利かせてくれた。というか、「ダメだよー」と言いつつ出発ゲートまで通してもらえた。超小さい空港、のどかか!?あるのかな、ロスアンゼルスに?それでもジュリアは飛行機に乗ってハリソンの元へ。

リードの花屋の配達員おじさんが、フットボール選手のショーンの車に追突されて、エディソン君の花は届かない。事故なのに「サインちょうだい」で許しちゃう。のんきなおじちゃんだけど、リードにいい事言ったりする。

④リズがアダルト系バイトをしてるのを知ったジェンソン(´口`)。がっかり。ジェイソンはリズの元を去っていく。この後、墓場で上映される映画のチケットが無駄になるかね。野外上映って、明るい都会のロスアンゼルスの街中だと、墓地なるのか・・・墓地?そんな場所で映画って、日本人だと引くよねー。

③妻の浮気にショックのエドガーが、この映画の列に並んでた。当日券は売り切れちゃったけど、ジェイソンが余ったチケットを出してくれて一緒に映画を観ることに。この映画がエステル役の女優シャーリー・マクレーンが若い頃の出演作。日本では未公開らしい。そこにエステルが「エドガーごめんなさい」と入ってくる。”映画のジャマ”なはずだけど、二人が仲直りする様子は観客から喝采。エドガーがスクリーンの女優を指して自分の妻だと言ってるのにピンと来てれば、映画と現実のシャーリーマクレーンがオーバーラップしてるのを面白がれる。④この二人の様子を見たジェイソンは、リズの家を訪ね「君のすべてを受け入れる」と。抱き合います。

崖っぷちフットボール選手のショーンは、記者会見を開く。発表したのは、今後の方針じゃなく「私はゲイです」!!車で「カマ掘られた」のもつながってる、と言えるかな。

ジュリア②はハリソンの病院を訪ね、受付の看護師に「おなじ女として教えて」と言うと、ハリソン医師は、妻子と円満、ディナーのレストランまで教えてくれる。空港と言い病院と言い、突然やって来た者に優しいというか、ゆるいなぁ。そのレストランもゆるいのか、ウエイトレスの振りしてハリソン一家のテーブルに接客させてくれる。奥様の前で、”付き合ってましたが、別れますわ”的にぶちまける。すっきりした感じ。

⑦カーラはバレンタインデー大嫌いパーティ。インド系の家族が参加してる。エディソン君の好きな女子(かも)レイニーも居る。ここにジュリアが訪れる。もう帰って来たって早いな!後ろに吊るしてある大きな飾り(ポスター右上)を、バットでめった打ち!怒りをぶちまける。やっぱりこれ、ピニャータだ。壊れた中からお菓子がこぼれ落ちてくる。以前からイイ感じになってたキャスターのケルビンがここに、カーラに会いに来た。ラスト辺りでカップルになる。

リードに送られてエディソン君がここに来る。細長い箱に花が詰まってる、こういう贈り物あるんすね。花を渡す相手は先生・ジュリアでした。しかし説得されて、この花をレイニーに渡して、喜んでもらえた。「もう話すことないね」って言ってたけど。

フェリシア⑥はずっとラブラブ状態。エレベータの出入り口でキスして別れるシーンでテイラースウィフトの曲が流れ始める。「Today Was A Fairytale」この主題歌で、ゲスト出演なのかな。テイラー様の[恋する女の子]な感じが観れるのがいいですね。

ジュリアがプリウスで走ってるシーンが間に入る。1日であっちへこっちへ移動してるなぁ。売れ残った花を川に流してるリードに会いに来たんです。最後にふたり、くっつくんですね。

⑧は最後につながった。ケイトはエディソン君のお母さん。ホールデンはショーンのパートナーだった。


 

みんな、会いたい人に会えて、愛する相手ができて、幸せな日~!

気楽に観れて、幸せな気分になれる映画です。

 

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全米が色ボケする日 の映画

豪華キャスト、いっぱい出てる。ジュリア・ロバーツ、アシュトン・カッチャー、アン・ハサウェイ、ブラッドリー・クーパー…だけど、一人当たりの話は多くない。オムニバス的な恋愛映画です。テイラー・スイフトまで出てる!15年前みんな若い。

「全米が・・・」とタイトル付けましたが、ロスアンゼルスでの話です。そして、バレンタインデーの日、1日だけの話。何で今、冬の話?って思うかもですが、冬感全くなし。ロスアンゼルスって四季の変化少ないんだ、て事も分かります。

バレンタインデー

2010年 アメリカ映画 125分 ラブコメディ

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

カップル① リード(アシュトン・カッチャー)が朝目覚める。横にはモーリー(ジェシカ・アルバ)が寝ている。朝一番で彼女にプロポーズします。返事は「OK」イエェーー!リードは花屋の3代目店主。職場に人たちにプロポーズOKだと伝えます。しかし、「おめでとう、でも意外だわ」って反応多し。

カップル② ジュリア(ジェニファー・ガーナ―)は、年上の医者ハリソン(パトリック・デンプシー)と、ベッドで朝を迎えた。カップルの登場で、このパターン多し。しかし、彼はバレンタインデーには出張仕事で会えないそうです。

ジュリアがリードの花屋に会いに来る。店の裏口から入って、忙しく働いてる従業員に「リードは?」ってどんな関係か?”親友”です…むちゃ親密やん。ほっぺにキスしてるし。カップルいっぱい出てきて、話が散らばってるけど、この二人を話の中心に観て行くといい。リードは、「その出張先まで押しかけちゃえ」とジュリアに言う。しかし後で、ハリソンがこの花屋に、妻用の花&ジュリア用の花を注文しに来る。ジュリアの相手が妻子持ちだと知っちゃうわけです。

カップル③ 老夫婦エステル(シャーリー・マクレーン)とエドガー(ヘクター・エリゾンド)。結婚50年、バレンタインデーに贈り物はしないと決めたでしょ。だけどプレゼントを用意してます、お互い。

カップル④ リズ(アン・ハサウェイ)とジェイソン(トファー・グレイス)も、朝のベッドから。リズは隙を見て、電話で女王様的なプレイをしゃべってる。彼に隠れて、そういうお仕事もしてる。声(電話)だけのプレイみたい。アンハサウェイ、セクシー全開です。

ジュリア②は小学校の先生で、その生徒のエディソン君がリード①の店に花を学校に届けてもらう注文をする。有り金(もちろん足りない)出して、55ドルを15ドルにしっかり値切って、しっかり領収書も。このエディソンは③の孫。登場人物がいろいろつながってる。ややこしいけど、そこつながってるんかーってのが面白い。

カップル⑤ 女子高校生グレース(エマ・ロバーツ=ジュリアロバーツの姪)は同級生のアレックスと、バレンタインデーに初SEXの計画。先生から、面談したいと言われて「SEXするから無理」って答えるよ。グレースはエディソン君のシッター、面倒を見てる。つながってるでしょ。

カップル⑥ そのグレースの同級生がフェリシア(テイラースウィフト)。チアリーダーでフットボーラーの彼と終始アツアツのバカップル。

ジュリア②の友達のカーラ(ジェシカ・ビール)はマネジメント会社の社員。リズ④と同じ会社。毎年バレンタインデー大嫌いパーティをしてる。今年は集まりが悪いぞ。フットボール選手のショーンがチームから契約を切られると知り、相談を受ける。この二人がカップルになる…訳ではないです。 だけどナンバー⑦

カップル⑧? 飛行機の中で、軍服姿で眠るケイト(ジュリア・ロバーツ)の隣に、ホールデン(ブラッドリー・クーパー)。2人は初対面、だけど機内で話したり、バックギャモンをしたりしてる。なんか、ここだけつながらないなぁ。ずっと機内だし。

それぞれのカップルに、ひと悶着ある。

①モーリーから、「やはり今はまだ結婚したくはない」と告げられ、彼女は部屋を出ていく。リード破局。

②ハリソンは、自宅のプールでくつろぐ妻と娘と仲良さげ。まだジュリアは知らない。彼は離婚したと聞いてます。出張先に押し掛ける計画。

③エステルが過去の浮気をエドガーに告白する。それは墓場まで持ってけよ、もうちょっとだろ…と観客は(失礼ながら)思ったでしょう。仲良し熟年夫婦の仲が険悪に。

④ジェイソンがやっと取れた夕食の席は、隣の席とギッチリ近い。隣の人の水を間違えて飲んじゃうくらい密です。リズが席を外して、女王様プレイの電話をしてる。これをジェイソンが見てしまう。

エディソン君の頼んだ花は学校に届かない。「HOLLY WOOD」文字の山Mt.Leeが見えるグランドでサッカーしてる。インド系の女子と仲良く話してる。この子に花を送るのかな。

⑤高校生カップルは、事が上手く進まない。ここは笑い担当。

⑥フェリシアは、彼に「あなたのラッキーナンバーよ」と背番号13のシャツをプレゼント。「これは君のナンバーだろ?」そうだよね、実際テイラースイフトは13日生まれで13がラッキーナンバーだと言ってるわ。「嫌なわけ?」と返します。これがちゃんと、そう聞こえる。「You're not OK?」かな。訳、上手い!ここもラブラブ継続、箸休め担当。

 

これらのカップルがどうなってくか、という まぁ平和な映画。続きは次回に。

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推理?ホラー?「変な家」映画版と漫画版

2024年のベストセラー1位の小説。それが漫画になってきたので3巻まで読んだら、映画の方がその先を見れたので、そこから映画で結末まで観てしまった。

変な家

”この間取り図には、何かが隠されている…。話題の不動産ミステリー。”という宣伝文句が気になってた。

 推理ものです。ネタバレ多数・・・&ピーイチの感想を。

マンガとはだいぶ見た目ちがうキャスティング↑だなぁ。マンガでは主人公の映像クリエーター「私」は女の人(だと思う)だけど、映画では男、雨宮(間宮祥太朗)。これは合ってた。事件現場に相談者・柚希(川栄李奈)と女二人で赴くのは、か弱すぎ。イケメン俳優が主になって動くのがいいでしょう。柚希は姉・綾乃(瀧本美織)が事件に巻き込まれてると心配して救いたいので、雨宮の映像を見て相談に来た。設計士の栗原は、マンガでは真面目そうな初老→映画では(佐藤次郎)がまたクセのある喋り方。こういう演技しかできんのか?変人キャラは要らない気がした。とはいえ、このキャスティングが良かったという人が多いらしい。

間取り図を見て、推理を進めるのは主に設計士・栗原。それが[小さな通路を通って、子供に人殺しさせる]という仮説。序盤で、かなり荒唐無稽な推理がでてくるので、それは正解ではないね、話が進むごとにちょっと違う事実が分かってくるんだろうな・・・

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