途中まであらすじを語ったまま、別の映画を2本挟んでしまいました。
「ハスラーズ」 (これで最後)
2020年 アメリカ映画 上映時間:110分
これまでのあらすじは
あらすじ3 (事業拡大から収束まで)
ラモーナが「パクられた。あいつら切ろう。」と言ったのは、捕まった仲間を見捨てたのか-----と思ったら、クラブがこの商法を真似したので、この店とは縁を切ると言う意味でした。活動場所をホテルや客の家に移していきます。そうするとメルセデスやアナベルなど初期メンが休みがちになる。補充要員として新しいメンバーを募る。犯罪が発覚しないよう人選は慎重になるべきだけど、ラモーナが採用したドーンって娘は、ヤク中で向こう見ずで詰めが甘い。てか、頭悪い感じ。
クレジットの限度額まで巻き上げようとしたり、雑な運営をするラモーナと、トラブル処理に追われるデスティニー。金を返してほしいと泣きつく客に同情するデスティニーと、切り捨てるラモーナ。まぁ、ぶつかり合いそうですが、なんか許し合っちゃう。おばぁちゃんが亡くなって落ち込むデスティニーを慰めるラモーナ。
(のちに)記者の取材にデスティニーは「ラモーナは暴走していない」と言うけど、やり過ぎたのです。 巻き上げられて、家も焼けて会社もクビになった男性が、警察に被害を訴える。ここから捜査が進み、ヤク中娘ドーンが捕まって白状しちゃいます。おとり捜査に協力して、ラモーナとデスティニーを嵌める。
ATMで金を降ろそうとしたラモーナに警察が囲んで逮捕。続けてメルセデス、アナベル、デスティニーも逮捕。パーカーのフードをかぶった悪そうな感じとか、マスコミに写真撮られる様が、チョコレートプラネットのネタを思い出しちゃう。チョコプラを先に見ちゃダメです。
取り調べを個別に受け、ラモーナは罪状を認めないつもりだったが、デスティニーは司法取引に応じる。それを知ったラモーナは最初は怒るけど、「娘のため」と言われたら、理解してハグ。「私たち最強だったよね」って、やり過ぎたとか反省は無さそうだ。この差でデスティニーは刑を免れたが、ラモーナは保護観察処分。
逮捕以来、デスティニーはラモーナとまた疎遠になる。ある日、記者エリザベス(ジュリア・スタイルズ)に電話する。ラモーナが大切なモノとして、「ドロシーだよ」ってデスティニーの幼いころの写真を常に持っていたことを知らされます。離れていても大切に思っていてくれた(涙)稼ぎは失ってしまっても、この友情はずーっとある。リーマンショックを描いた映画「マネーショート」では主役たちは、うまいこと儲けたのに晴れ晴れとしない、という終わり方だったのに対し、「ハスラーズ」の方は嬉しいものが残った満足感があるのです。シスターフッド映画として名が挙がるわけです。
ラモーナの最後のセリフ「この国はストリップクラブみたいなもの」 ドンッ! 金をばらまく金持ちと、それに群がって踊る者たち。
主演の[コンスタンス・ウー]という響きに、ツボってしまいました、私ピーイチ。
定期的に「ウーーーーーーーーーッ」って。劇中にそんなシーンありませんが、言ってそうな名前 じゃないですか? constance は名詞なので、文法ちょっと おかしいですが。