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映画「ハスラーズ」がウケたのは・・・

ハスラーズ」 

 2020年 アメリカ映画 上映時間:110分

あらすじ2 (転職で下がったり上がったり)

デスティニーがプールで休んでいるときに、声をかけてきた男と付き合うようになる。この時のラモーナ、デッキチェアに座った状態でも、おなかに段ができない。ジェネロペ、さすがです。デスティニーはこどもが生まれて、店を辞める。リーマンショックで店は傾いてきてるので、ラモーナも服屋で働くように。二人は疎遠になってく。

結局、デスティニーは男と別れシングルマザーになる。子供もおばぁちゃんも養わないかんのにお金がない。あの絶頂期に貯めとけよ、と思いますが、調子いい時って、それがずっと行けそうに思えて、使っちゃうんですね。キャデラック買わずに…ハスラーにしとけば10台買えたぞ、とはならないよね。

普通に就職活動しても、採用されないので、またストリップクラブで働く。しかし、ここでも景気後退からのデフレ的な(性的サービスが値崩れして)、以前のようには稼げなくなってた。

ラモーナも、娘いるので養うため生活のため、お金が要る。ストリップクラブに戻って来たけど、稼げなくなってる。ラモーナは、一緒に働いてたメルセデスと、ストリップ嬢なのが親にバレて勘当されたアナベルと組み、男から金を巻き上げる計画を実行。

それは、バーで金もってそうな男、特にウオール街の金融マンに言い寄って酔わせて、クレジットカードで大金を使わせるというプラン。店と山分けでしょう。しかし、これ、的中率は高くない。飲んでたら美女が(何人も)寄ってきてチヤホヤして飲ませてくるなんて、警戒する者もいるわけです。そこで薬物を使うことに。記憶を消す&麻酔効果のケタミン、ハイにさせるMDMA。これを男の酒にこっそり混ぜる、というやり口です。

デスティニーはラモーナと再会して、このプランに誘われる。「危ないのは嫌。」というデスティニーをラモーナが説得する。

 「ウオール街の男たちは、真面目な貧乏人からすべてを奪った。奴らは盗んだ金で遊んでる。経済危機を招いた張本人なのに、誰も刑務所に入れられてない。ルールに従ってるだけでは負けたまま。自らリングに上がらなくちゃ!」

 ここです。全米が泣いた、いや泣いてないけど共感した部分。リーマンショックって、サブプライムローン不良債権になるまでに、「今のうちに」って証券会社や投資銀行証券化して売り抜けて儲けやがった。破綻しかけたところでも、政府やFRBが救済してくれる。リーマンブラザーズは見放されたわけですが。このあおりで、不景気になり庶民は貧しくなった。その元凶の、最も失って当然の金融マンたちは、のうのうと暮らしてる。アメリカの庶民は、ウオール街の金融マンに大いに不満を持っているわけです。ラモーナ達のやってることのが[犯罪]でも、応援したくなりますね。

 デスティニーも加わり4人で、この作戦で上手いこと儲けます。新メンバーを募り、事業拡大。もう雇われて搾取される側じゃない。ラモーナはCEOです。ラモーナの高級マンションでパーティしたり、高級バッグや毛皮のコートを贈りあったり、豪遊。

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 ウォール街の裕福な金融マンたちから大金を奪ったという話」だと聞いて、トリックや奇想天外な手口を見せてくれる映画ーかと期待しちゃいましたが、そうではありませんでした。圧巻だったのは・・序盤のジェニロペのポールダンスのところだったわ

これで、めでたく終わりではありません。続くっ。

 

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