スキー場を舞台にした映画、なので観てみました。
ダウンヒル
2020年 アメリカ映画 90分
タイトルからしたら、大滑降=どんだけ早く滑り降りるかーーーーというクライマックスだと想像するでしょう。しかし、、、、、なんも起こらん(;-ω-)=3
起こったのは、雪崩に巻き込まれそうになったこと。これのみ。
この映画の見どころは、オーストリアのスキーリゾートの映像を見て楽しむ。これのみ。
父・母・兄・弟の4人家族でオーストリアのでかーいスキー場にリゾートに来ました。序盤で、レストハウスのテラスで食事しようとしたら、近くの斜面が雪崩を起こしてる様子。雪崩がテラスまで襲ってきた瞬間、父は家族を置いて一人逃げ出した。結局、雪崩は埋もれるほどじゃなく、ちょっと雪をかぶるくらいで済んだのだけど、一人逃げた父の評価は下がりますよね。
ここから[名誉挽回できる事件]でも起きるのか、と観続けるものの、何も起こらないのです。ヘリスキーに行くのに、子供が「手袋がない」「腹減った」。これは遭難フラグかと思ったけど、揉めてるうちにヘリは飛んでっちゃうので不参加。『フレンチアルプスで起きたこと』のリメイク映画だそうですが、コメディと言えるほど笑える部分はない。こんな大きなスキーリゾートに来たなら、存分に楽しみたいけど、家族に不信感みたいな気まずい雰囲気ができちゃって、存分に楽しめない。だから、話の行方はそっちのけで、アールベルク(…かは未確認)の景色やアクティビティを見て楽しみましょう。それが、この映画の楽しみ方。
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ピーイチも、スキー場に行ったら誰よりも楽しみたいタイプ。[雪崩から一人で逃げる]は無いにしろ、もたもたしてる仲間を置いて行きたくなるかも・・・・・ヘリスキーに2000ドル払ってるのに、子供がもたついてて置いてかれちゃうシーンなんて子供の方を責めたくなったわ。 出発前に子供が準備をせずにはしゃぎまわってたら、「遊びに来たんじゃないんだぞ!」と怒っちゃいそう。「いやいやいや、みんな遊びに来たんだよ」と、だれかツッコんでくれないと、雰囲気悪くなっちゃいますね。気を付けよう。