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「リコリスリコイル」の各話の英語タイトル

女子高生と喫茶店の日常、みたいなアニメに見えてバトルもの。ほどよく平和で、バトルは真剣で、楽しく観れた・・・

リコリス リコイル

全13話 どんな話かというと、

一見、女子高校だけど、銃器を扱い犯罪者を葬る。現代の普通の社会だけど、秘かにそんな集団が、犯罪を未然に防いでる。この集団が「リコリス」という秘密組織。この時期よく咲いてた赤い花「彼岸花」の意味です。孤児から鍛錬されて、屈強そうな男より強い。しかし無感情な殺人機械ではなく、それぞれ性格は違う。

井ノ上たきなは、命令違反で実働部隊DAから外される。異動先が喫茶店「リコリコ」。喫茶店業務をしながら、要人警護などの依頼を請け負う部署。ここに歴代最強のリコリス隊員・錦木千束(ちさと)が居る。明るい。敵でも殺さない主義で、実弾じゃなくて殺傷能力のない弾で戦ってる。それだけ圧倒的に強いのです。敵の撃った弾丸が見える、そしてそれを避けられる、というチート能力。

可愛い女の子が実は強くて、悪いヤツらを次々に倒していく。というのが魅力のアニメですね。

この「リコリスリコイル」 は毎回の副題が英語なので、どんな意味か。内容と合わせて、まとめてみました。

第1話  Easy does it
     (1)  「 気楽にいこうよ」と(2)「ゆっくり慎重に、落ち着け」の意味の慣用句。なんか変な語順だなぁ、それに”Does”って。Do it easy.でいいでしょ?と思うけど、Easyが「慎重にやること」という名詞扱いで、主語になる。3単現なのでDoes。
たきなの、肩ひじ張った態度に対し(1)、今回の拙速な行動に対し(2)を言ってますね。
しかし、千束の戦い方は「気楽」じゃないし、「ゆっくり」もしてられないよ。

第2話  The more the merrier
        「多ければ多いほど楽しい」The比較級の構文ね。merrierの原型は,クリスマスのmerry。愉快な、面白い、ウキウキの意味。
喫茶リコリコに新メンバーが加わる回。見た目は幼い少女の最強ハッカークルミ。年齢は秘密。萌え袖。

第3話  More haste, less speed
        「急がば回れ」 また比較級の構文。
急がば回れ」と言えば Haste makes waste.を覚えてます。昔テレビで、川栄李奈がテストでこれを珍回答して、お陰で曲を作ってもらえたのを覚えてる、そんな人も多いはず。
でも、Haste makes waste.だと日本語に近いのは「急いては事を仕損じる」の方ですね。More haste, less speedこそ「急がば回れ」。
DAの部署に戻れず焦るたきなに、リコリコで過ごしながらチャンスを待て、ってこと。

第4話  Nothing seek, nothing find
        「探さなきゃ、見つからない」動詞だからNothingで、[No pain no gain.]みたいに名詞だとNoが付く。
平和な日常の回。よそで、地下鉄テロの事件があるけど。探すのはパンツだったりする。それと、千束が誰かを探してる。こちらのが重要かな。

第5話  So far, so good
        「今のところは良し」英会話の授業でやたら 言う&聞かれる言葉ですね。
「アラン機関」という謎の組織が話に出てくる。特別に能力の高い子供を支援する機関。「リコリス」だけでも秘密組織なのに、更に。
千束はアラン機関出身のリコリス所属。特別 強いわけです。
この辺りから、主役は千束の方 だと感じました。

第6話  Opposites attract
       「 反対の者同士は惹かれ合う」  アトラクションのattractね。
第4話の地下鉄テロの首謀者・真島がリコリスを狙って襲撃。
リコリスの制服って、特定しやすい。という、当初からあっただろう指摘を受けます。色で階級も分かりやすいし。
真島は千束と同じくアランチルドレン。秩序を乱す側と守る側なので正反対。千束に執着するようになる。[千束→真島]の執着はないので「お互いに」惹かれてるわけじゃないよね。
たきなが千束の家にお泊りする。セーフハウス4軒持ち。やはりこの仕事は、敵に狙われがちという事。
真島とバトル。今まで圧倒的強さだった千束がピンチになる。

第7話  Time will tell
        「時が経てばわかる」このことわざ、宇多田ヒカルの初期の歌で覚えた。
吉松「ヨシさん」がアラン機関のメンバーで,千束を支援してた。喫茶リコリコのマスター・ミカと[おっさんずラブ]を匂わせる。
わりと平和な回。真島が警察署を襲撃してるけど。

第8話  Another day, another dollar
       「 今日も相変わらず」ということわざ。別の日、別のドル…って「宵越しの金は持たねぇ」て意味っぽい。「今日はこの辺にしておくか」って訳なら、それに近くなるかな。
喫茶リコリコの経理が杜撰なことを知り、たきなが奮闘する回。
エージェントの仕事も経費削減。千束の弾は割高なので、発砲を控え目にね。
たきながリコリコの新メニューを発案。このうんこフォルムのパフェが大人気に。
基本、平和なハロウィンの回だけど、真島が千束の家に乗り込んできたり、千束の人工心臓が狙われる。ピンチ。

第9話  What’s done is done
       「 済んだことは仕方がない」「取り返しがつかない」
人工心臓に電流を流され、千束の寿命が早まった。それでもケロッと明るい。リコリコを閉店することにする。
たきなはDAに戻れる。DAは真島を全力で倒す作戦。真島のテロチームは市民を巻き込む事件を起こす。
だんだん、シリアス場面が占めて来ました。明るい場面は、千束が晴れ着を着るシーン。

第10話  Repay evil with evil
        「悪には悪で報いる」 repayは「返済する。報いる。払戻す。」
前回、真島が、リコリスを「マキャベリズム」だと言ってた。リコリスも真島も「悪」ってことか。どちらも「悪」の自覚は無いようですが。
アラン機関に千束が認められたのは、[殺しの才能]。これも「悪」なのかな。
しかし千束は、吉松の期待通りにその才能を使ってない。
それを動かすため吉松は、秘書を使って千束の人工心臓を狙ったのか?
ここでは吉松は、真島に捕まってます。
ずっと憧れてた吉松の真意を、ミカから聞かされる千束。

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第11話  Diamond cut diamond
        「 しのぎを削る好勝負」
 それでも千束は、残り少なくなった寿命で、吉松を救いに行く。
クルミの情報から[新しい人工心臓]を吉松が持ってる。と聞いた たきなはDAから離脱して、千束(&吉松)のいる旧電波塔へ向かう。
真島は、秘密組織リコリスを民衆に暴露する。延空木(タワー)で作戦を展開してるリコリスも窮地に。
千束VS真島のバトル回。千束は、殺傷能力のない武器のうえ、特殊能力の視覚を活かせない暗闇での戦い。真島は聴覚が鋭い、これで互角の戦い。
千束は、ノールックでも偵察ドローンを打ち落とせるんだけどね。実弾を使ってれば、千束がすでに勝ってるはず。そこ忘れて「好勝負」ということで。
最後、ピンチの千束のもとに駆けつけるたきな。おぉーー、盛り上がって、続く。

第12話  Nature versus nurture
       「 生まれ 対 育ち」発音がし分けにくい。 nurtureは[nˈɚːtʃɚヌェーチャー]養育。育成。教育。の意味
これまで同じ単語を繰り返すようなことわざ ばかりでしたが(1,3,6,7話以外)ちょっとヒネッたの、来たーー。
千束の[天性の能力」に対して、真島が[訓練の賜物]では…ないよね。では何と対比してるか?
千束の[天性の能力」と、千束の[育ち、経験により培ったもの]ってことですな。
たきな&千束で、真島を倒す。殺さず捕獲。このワイヤー捕獲銃、有ったら便利~。これのお陰で、千束は、殺さず制圧できるんだな。
上層部は「リコリスは処分する」ヨシさんは「真島を殺してくれたか?」少女たちは大人に不信感じゃないのか。
全部の黒幕は吉松。人工心臓は吉松の体内。それでも千束は吉松を撃てない。いや、結局撃つけど。
2人は延空木(タワー)へ向かい、リコリスたちを救う。
ミズキもクルミも戻ってきて、ミカと、しっかり二人をサポート。ちゃんと役者がそろって、良き。
ロボ太のハックを上回る、クルミのPCスキルが頼もしい。リコリスの存在の暴露を「なんちゃって」で、収める。
これで、ほぼ解決したかと思ったら、真島が復活して襲撃、続く。

第13話  Recoil of Lycoris
       「 リコリスの反動」 recoil は「後ずさり。反動。」動詞でもあり。
リコリスの存在が、世間に暴露されて、世の中は変わっって…ないぞ。[反動]は?制服は変えるべきじゃないかな。
千束&たきなは、真島との最後の勝負を制した。でも結局、真島を殺さないし、再起不能にもしないので、また攻撃してきますよ。
ミカが吉松を撃って、心臓を手に入れた様で、千束は新しい心臓を移植。
みんな、日常に戻ってく。
リコリコは、みんなでハワイに移転。戸籍が無くても、ハッカークルミが居れば偽造できちゃう。航空券も。
けっこう人が死んでるんだけど、そこはサラッと。明るく終わり。

主要人物は生き残ってるし、これは続編もありそうです。割と気楽に見れるので、また観たいと思います。
 

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