ずっと前から話題の「鬼滅の刃」 を読んでいなかった。
コロナウィルスで外出を控えてる人のために、YOUTUBEジャンプ公式でアニメ第1話が見れるようになった。もう500万回再生されてる。
では、わたしピーイチ はアニメから入ることにしよう (o゚∀゚o)
この第1話 つかみがすごい!
開始8分で、血まみれ虐殺シーン。しかも、主人公の家族が。
アニメで、少年マンガで、こんなのいいの?
雪の情景や、瞳が震える動きとか、漫画より描写が細かいだろうに・・・
こういうシーンも真っ赤な血が描かれてる。
以前、別のアニメでは(配慮から)血を黒く描いていた覚えがあるよ。
それでも主人公は素早いトリアージ。冷静な判断ができる者。
しかし、順調に医者までこの重症者を運んだら医療崩壊につながる可能性が。
これを阻止しに来た剣士は 主人公の事情を慮って主張を聞いてあげる。
そして、感情あらわに説教してくれる。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな‼
惨めったらしくうずくまるのはやめろ‼
そんなことが通用するならお前の家族は殺されてない
奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す?敵を見つける?笑止千万‼
弱者には何の権利も選択肢もないっ
ことごとく力で強者にねじ伏せられるのみ‼
妹を治す方法は鬼なら知ってるかもしれない
だが鬼共がっ お前の意志や願いを尊重してくれると思うなよ
当然 俺もお前を尊重しないっ! それが現実だ」
この名言!・・・とても主人公を尊重してくれてる感じがしました。
剣士からしたら、事情を知っても、任務の邪魔をする者をこんな風に諭す必要はないはず。強者の余裕もあるでしょうが、大声を張り上げてこれだけ言ってくれるのです。
剣士としては命を張って行動してるので、もう必死で目的を果たしたいところ、のはず。
それでも、目的以外のこと=主人公の事情まで考えれるとは、とても有能だ。
戦いの最前線にいる者は、とっさの判断力が要求される。ある程度の事態は想定してこんな時はこうする、というのは決めてあるだろうが、戦闘となると想定通りでないことのが多いだろう。
この[咄嗟に最良の判断]ができない凡人の集まりには、ある程度の事態は想定してこんな時はこうする、という意見を一致させておく必要があると思うのだ。
しかし、これを身近な者に提案すると「臨機応変にやればいい」という返事が返ってきて何も決められないのだ。臨機応変などできないくせに、規則で縛られるのを嫌って問題を先送りにしてる以外にどう理解すればいいのか?
・・・・なんか愚痴のようなものをはさみましたが・・・
どこかで言いたいよね、このセリフ。
いや、これ覚えてどこかで言ってるヤツいっぱい居るよ。
命乞いじゃなくても、他人の言いなりになってる人にとか。
これが強力な“つかみ”となって多くのファンを引き込んだと思う。
これいいわ。観つづけよう (〃 ̄ー ̄〃)