「ノッティングヒルの恋人」のように、
高嶺の花が、平凡な男に惚れてくれる。
そんなマンガで、人気があるのが
「古見さんは、コミュ症です。」少年サンデー連載。
誰もが振り返るほど美人の女子高生、古見さん。
しかし、人と話すことが極端に苦手なコミュ症。←「コミュニケーション障害」よりは深刻じゃない表現だと思ってます。
見た目も、成績もよく、所作も品があるので、喋れなくても、みんなの憧れ存在になります。
●この絵で、そんな美人?と最初見たときは、思いましたが、
読み進めていくうちに、刷りこまれます。美人だ、うん。
クールな感じの美女。北川景子とか七緒とか柴崎コウ みたいなタイプかな。
んー、もっと若いとこだと橋本愛とか。
クール美女とはこんなタイプ
1.真顔で黙ってるとちょっと近寄りがたい。
2.黒髪ロングヘアの長身。
3.ちょっと眉間にしわができようものなら、怖く見えちゃう。
古見さん、1,2は満たしてます。
3は、ないか。思ってることを伝えれないので、リアルは人間なら眉間にしわ出来がちですが、この平和なギャグ漫画では、描かれてないです。
しかし、古見さんを 畏怖するキャラも多く出てきます。
4.これが笑顔を見せてくれてたら、ギャップで親近感 あがる,あがる。
時に、目を見開いて興味津々、または様子をうかがう表情。
マンガならではの顔ですが、クールが崩れて親近感。
これ「かわいい」と好評なのか、多用されてます。
●そして男子は
隣の席になった男子高生、只野くんはそれに気づき、友達作りなど
コミュニケーションの手助けをしていく。
このマンガでは、キャラに合わせた名前が付けられてるのです。
只野くんは、平凡な人。見た目も能力も平均的。
それって、オールマイティ。とも言えるはずですが、多くの同級生からは
無個性な へなちょこ扱いです。
しかし、人の気持ちを察することには長けています。
話すのが苦手な古見さんの言いたい事を察して、行動してくれるので頼りになるわけです。
古見さん以外にも、コミュニケーション下手な同級生に対し
とても面倒見がいいので、ひそかに慕う者が増えていきます。
「ノッティングヒルの恋人」では、決め手に欠けてる “美女が惚れる理由”
このマンガでは、分かりやすく表されてます。
個性的なキャラが次々出てくるギャグ漫画なので、
LOVE要素はメインではないですが、
人付き合いの悩みとか、学生の間あるあるネタなどが描かれてます。
とはいえ、登場するのはみんな善人。
嫌な、自分勝手なヤツ、悪意のあるヤツは出てこないのです。
悪役も出てきますが、程よくマヌケなので脅威にならないです。
サンデーで始まった頃は、こんな人気になるとは予想できなかったけど
アニメ化要望の声が高いようです。
https://www.anime-japan.jp/2020/main/ajranking/
ほんわかした笑いが魅力の漫画です。
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