映画「ブックスマート」後篇 ネタバレ含んだり・・・

「ブックスマート　卒業前夜のパーティデビュー」

前回の続き。というか、ほとんどのあらすじ。

p-each.hatenablog.com

 　モリーとエイミーは親に内緒で夜のパーティに行くので、うちの車を使えず、誰かに送迎を頼みます。

二人は開催場所がわからないので、同級生で連絡の取れたジャレッドに迎えに来てもらいました。ジャレッドは金持ちで気前がいい感じだけど、優しくてちょっとナメられてる。モリーによく声をかけてくる。学校では、イカれた派手な女生徒ジジと一緒にいる。

迎えに来た派手塗装の車にジジは居なくて、「車に忘れた」と言う小さなケースを開けると何かの粉が！危険を感じたモリーとエイミーは、ジャレッドには解からないように中国語で話します。とっさに二人で通じる言葉があるとは、イイですね。

ジャレッドに連れてこられたのは、彼主催の船上パーティ。

プレゼントにiPadまで用意された豪華なパーティ。

だけど、誰も来てない。奥からジジが出て来て、ふたりにイチゴを食べさせます。

そのあと、海に飛び込むイカレっぷり。

ここから逃げ出して、今度はリフトを呼びます。

リフト＝lyftとは、Uberのようなアメリカの配車サービス。lyftのが若者には評判が良かったりするみたい。アメリカでは高校生も普通に使うんですね。

やってきたドライバーは校長先生。

「教師の給料は安いから」と言うけど、日本と同じ位は貰えてるはず。てか、名門大学の合格者を多数出してる校長なのに、安い給料じゃないと思う。

lyftのドライバーなんかやったら、生徒に会っちゃうだろ。

その校長の車で、二人は予習として、スマホでエロ動画を観る。

後部座席だから、運転手から見えないけど、スピーカーつなげちゃうんです。

車内に大音量で　××××××××××××××！　校長「カーディＢか？」

・・・そのカーディＢが「歴史の先生になろうと思ったけど、給料を知ってやめた」と言ってたわ。

　

着いたパーティは、また別の同級生の演劇パーティ。ここにもジジが居る！海に飛び込んだのに濡れてない。やはり、でたらめなキャラです。「第5希望でハーバード」だし。

さっきのイチゴにドラッグが仕込んであったらしく、モリーとエイミーは（バービー的な）人形になっちゃう。ここで人形になった自分のナイスバディにうっとりするのはエイミーの方で、モリーは痩せてスタイルが良くなったはずなの気に入らない。何とかこの幻覚とパーティから抜け出し、疲れ果てる。もうたくさん経験したので、ニックのパーティは諦めようかと思ったけど、モリーがニックに好意があることが判る。

「でも、ニックが自分なんて相手にするはず無い。」と言うモリーに、エイミーが「私の親友を悪く言うな」と言って叩くのです。いいな、こういう関係。着替えた後にお互いを称賛するシーンが2回出てきますが、その時の褒め言葉の応酬とか。 勉強ばかりで過ごしてきたとしても、良いトコたくさん認め合ってる親友と過ごせた高校時代、十分すてきだと思います。

こうなるとエイミーもパーティに行く気まんまん。手掛かりのピザ屋の配達を脅して住所を聞き出そうとします。この時、どうなってるの？って覆面をしてるのが面白い。配達員は、お粗末な脅迫者に[しょーがねぇな]て感じで教えてくれる。危機管理についても指導してくれる。

 パーティ会場が分かったけど、スマホの充電が２％しかない。最後に助けを呼んだ相手は担任のファイン先生。番号を教えてもらっといて良かったよ。酒もドラッグもありそうなパーティに先生が送ってくれる。

 ファイン先生は全米のスムージーのチェーン店を出禁になるほどヤラかしてきた人。派手なパーティ衣装も貸してくれる。パーティにも参加するかの冗談を言う。いや、後でこっそり参加してる。その上、テオと関係を持ったかも。

　会場に入ると、みんな歓迎してくれる。モリーが嫌われてる訳ではない　のでした。ここにもジジはいる。ジャレッドも後から合流。演劇パーティの友人も。モリーはニックといい感じで遊び、「もっと、つるめばよかった」言われます。

この言葉って、ホント感じることあるでしょう。高校時代って、クラスのメンツも遊ぶ相手も（小中学校と比べて）固定化してくよね。近くにいる面白いヤツに気付かないまま過ごしちゃう”もったいなさ”。

 エイミーはライアンについてプールに入る。しかし、ショックなことが。それはネタバレなこともあり省略。エイミーがプールから上がって、室内のモリーを見つけて、帰ろうと言い出し、口論になる。この様子が4分間の長回しワンカット。いちばん撮影に力が入ったと思う。浮かれ気分がいっきに引き締まる映像でした。

　モリーとケンカしてしまったエイミーが、トイレに逃げ込むと、クール美女ホープがいました。ここでもエイミーはホープと口論になる。からの～上島竜平のあの芸のように( ˘ ³˘)♥　しかも行為は進んでいく。

そうこうしてるうちに、通報を受けた警察がパーティ会場にやって来た。酒飲んでるし、ドラッグもあるようなので、みんな焦って逃げようとする。

エイミーがひとり「囮になる」といって、逮捕されちゃう。

モリーは先に歩いて帰りかけてる。そこに車で送ってくれようと来たのがトリプルA。

友達を送ってあげるのが彼女の　サービスでした。全米自動車協会（AAA)まんまの意味。エロイ方に勘違いするヤツの思い込みです。それほど異性と経験があるわけじゃない。この子も良いヤツだった。

モリーは帰って、朝起きてエイミーが捕まったことを知る。スマホに、みんながエイミーをたたえてるメッセージ。エイミーのおかげでみんな逃げられたようです。直ぐ面会に行きます。

ここから今日の卒業式に出るため、警察と取引する。指名手配の似顔絵の男を知ってるのだ。あのピザ屋LIDO　PIZZAの配達員（上のイラスト）だった。いい人かと思ったけどね。

 ジャレッドの派手ハデ車で、卒業式に遅れて登場。金網をブチ破って。よく、この映画の紹介で使われる[グラデュエイトキャップかぶって車を飛ばしてる写真]はこのシーン。

代表スピーチするモリー。昨日一日で、みんなに対して意識も変わり、とても友達リスペクトな内容に、歓声が上がった。 

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 これで終わりじゃなくて、エイミーがボツワナに旅立つ朝。今度はモリーが車で空港まで送っていく。1年行きっぱなしになるので寂しい～。と、モリーが浸っていると、車の前にエイミーが現れ、「まだ時間あるから、パンケーキ食べない？」

モリー「もち！」　と明るくエンディング。

この件でたっぷり経験を積んで、もうブックスマートじゃなくなった二人。喧嘩してひどいこと言ったけど、やっぱり仲良し。交友関係も広がりそう、だけど二人だけの[ノリ]はこれからも続く感じで、楽しい。

高校卒業するまでに、観ておくのを勧めたいけど、下ネタ満載だから　ねぇ。

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