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雨の日がい~い感じになる映画

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

2020年 アメリカ映画 92分

ーあらすじー

ペンシルベニア州のヤードレー大学(これ架空の大学だね)に通うギャツビー(ティモシー・シャラメ)金持ちの息子。ニューヨーク、マンハッタン育ち。付き合ってる彼女はアシュレー(エル・ファニング)金持ちの娘。アリゾナ出身。ミニスカートで明るくキャピってます。ギャツビーもアシュレーもヘアケア製品のブランドですね、日本の。

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アシュレーが、校内新聞の取材で映画監督のポラードに会いにニューヨークに行くことになった。ニューヨーク出身のギャツビーは、アシュレーに地元を案内したい。ホテルやフェリーやエンパイヤステート、まぁ豪華な予定を立てる。親の金じゃなくて、ギャンブルで儲けた金があるので。その日にギャツビーの親が社交パーティーを開くけど、行きたくないから親には内緒でニューヨークに行く。

アシュレーはソーホーのホテルで、ポラード監督にインタビュー。熱心に映画について質問するけど、このおっさん、この美少女が気に入って逆質問。「スクープ欲しいだろ」って、試写会に誘われる。

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 「こんなチャンスはないから」と、ギャツビーに断って、また別行動。せっかくのプランが潰されてイジケ気味に街を歩くギャツビー。偶然、昔の同級生に会った。こいつが、何の話題でも必ずディスってくる嫌な奴。彼女の名前まで聞いてきてて、アシュレー、白髪染めのような名前だな」とは言わなかったけど感じ悪いネタ一つ入れるのがウィットだとでも思ってるよう。(この映画には、好感の持てる人あまりいないので、こういうのが居ることで、ほかの人たちが良く見える。なので存在意義あり。)そんな奴だけど、近くで友人が自主制作映画の撮影してることを教えてくれた。

撮影現場に行ってみると、エキストラ出演させられる。撮影で車に乗ると、相手役が振り返る。それが偶然、元カノの妹チャン(セレーナ・ゴメス)。地元は狭いね。これがキスシーンの撮影です。!はぁっ?そんんなこと、あります?セレーナ・ゴメスとキスする役が空いてるって。ふらっと立ち寄った やさ男にその役をまかせるとか。この映画いちばんのツッコミどころだわ。NGだして3回もキスですよ。この辺りから雨が降ってきます。

アシュレーはポラード監督と脚本家と一緒に試写会。しかし、出来が気に入らん監督は出て行っちゃう。後から脚本家と一緒に、監督を車で雨の街に探しに出る。道中で見つけたのは、この脚本家の妻の浮気現場。そこで揉めちゃうので、アシュレーはひとりでタクシーでスタジオに向かった。

ギャツビーがタクシーに乗ろうとしたら、偶然チャンも乗ろうとしてたので、相乗り。この時点では、生意気な妹って感じで仲良くなさそう。だけど一緒に近代美術館MoMAで美術鑑賞。その前に、濡れた服を替えるのに、チャンの家に寄ります。金持ちそうな家にはピアノがあって、ギャツビーが弾く&歌う。うっとり聞くチャン。昔から好意はあったみたい。ギャツビーが嫌ってる教育ママのおかげじゃん。

アシュレーと来る予定だった近代美術館。ここで親戚に会っちゃうので親の社交パーティーに出ないといけなくなる。

場面転換や所どころでジャズピアノが流れたり、MoMAの展示物が映ったり、ニューヨークの街並みだったり、全体に”おしゃれ”な映画です。

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アシュレーがスタジオに着くと、人気俳優フランシスコ・ヴェガに会う。外に出るとマスコミが待ち構えてるのに、アシュレーを連れて出入りします。カメラで撮られてるのに、受け答えもしちゃうアシュレー。ポラード監督を探すため二人で移動。

 ギャツビーは予定が潰れて、彼女が心配でやることなさそうだけど、兄の家を訪ねたり、ポーカー賭博に参加したり、バー(酒場)で飲んだり、いろいろやること有る。社交パーティはどうした?と思ったら、この後でした。昼からギャンブルや酒ですよ。アシュレーが心配で集中してない割には、ポーカーで勝って儲けて、バーで娼婦と〈アシュレーの代わりにパーティに同伴してもらう〉契約する。こういうトコもスマートなのがおしゃれ、さしてる傘の形までおしゃれ。

アシュレーはフランシスコ・ヴェガと食事に行くと、ポラード監督や脚本家とまた出会う。彼らにも言い寄られる。アシュレー、ニューヨークに出てきてモテモテです。ふわふらと酔っぱらってます。その後、フランシスコ・ヴェガの家に連れられ、ベッドを共にする流れ。ここで、エル・ファニングは下着姿にまで。セレーナ・ゴメスは部屋で着替えるシーンでも、脱ぐ映像はありません。ここにフランシスコ・ヴェガの(別れたと言ってた)彼女が訪ねてきて、アシュレーは下着にコートで抜け出す羽目に。外はまだ雨なのに。

  ギャツビーはホテルに帰り、ニュース映像で〈フランシスコ・ヴェガに付いていくアシュレー〉を見た。アシュレー代理(娼婦)を連れてパーティに参加。家族にアシュレーだと紹介します。しかし、お母さんはお見通しでした。ここから、知らなかったお母さんの生い立ちを聞かされて、逆にギャツビーは母親を見直す。

また、ホテルに戻りピアノを弾くギャツビー。そこに下着にコートでびしょ濡れアシュレーが帰ってくる。

翌朝、雨上がりのセントラルパークを馬車に乗る二人。こういう景色とジャズピアノがまたエレガントな映画って感じ。アシュレーに一人で帰れと言う。ギャツビーはニューヨークに残る、と馬車を降りてっちゃう。残されたアシュレーは、雨が降ってきたから早く行ってくれと、帰る気です。  


 

 

ギャツビーが時計台の下をうろついてると、チャンが現れる。約束したわけじゃなく、昨日チャンの家で、たとえで話してたシチュエーション。それを二人とも、わかっていたように会って、キスして、めでたし。

 という、雨の日をエレガントに浸れる映画でした。

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