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続々、父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい 経済の話。 

「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」 

の内容を語りながら、感じたことも述べてく(ずいぶん前の)続きです。最後の章をずーっと書いてなかった。映画「マトリックス」を改めて観てから、思い出しながらまとめてみます。

 

p-each.hatenablog.com

第8章 節度のない者 乱獲 抜けがけ

金と力を持ってるやつらが、地球の資源を商品化して、環境破壊を招く。

「経済は市場に任せた方が、政府がやるよりうまくいく。効率的な資産配分ができる」と主張してた総理がいたけど、その後、貧困と格差が広がった。郵政民営化で何か良くなったかな?

筆者は 中立で説明に終始するわけじゃなく、意見を言う。商品化VS民主化。「商品化」は失敗すると。民主化を規制するのは政府。だから、巨大企業や資本家VS政府。民主主義は欠陥だらけだけど、他の形態よりはマシなんだ。

大阪万博の費用が、当初の倍2350億になると言ってます。「金が足らないから増税」って言うなら、万博なんか止めればいいのに。たいていの国民は思ってます。なのに推進する政府って信頼できない。・・・では市場はどうか。経団連も万博を推進。消費増税も推進してる。市場に任せてもダメなことが判った。それを抑えれるのは国家権力だけなので、巨大企業より政府に任せた方がマシってことになる。今のように政治家が腐敗してると、巨大企業も政府も自分のお友達に都合のいい方針、なのですんなり受け入れできんけど。

エピローグ

発見的アルゴリズムによる喜びと経験価値最大化装置。HALPEVAM ヒューリスティック
アルゴリズミック・プレジャー&エクスペリエンシャル・バリュー・マキイシマイザー至福のVRみたいなもの。こんな装置がもしできたなら・・・

いや、映画マトリックスも、これでよかったじゃん。人間が気持ち良い世界に入り浸ってるうちに養分にすればいい。気づかないから、反乱は起きないと思う。
・・・しかし、この機械には欠陥があります。
この世界に行ったら戻ってこれない。あれが欲しい、アレがやりたい、って欲望は満たされたら「もういいや」ってなるよね。現実に戻れれば、新しい[こんなイイもの、事]を知って新たな欲望を得る。このアップデートがない。それじゃ、いつまでも続かない。
ってことかと思ったら、違うくて、制約があるから欲望が満たされた時に幸福がある。。満足・不満があるから、幸福が得られる。ということ。成長も発展も変身もできない、てのは合ってた。

欲望のアップデート元は、・ショッピングモール・マスコミ、そして・政治信条を刷り込む[経済学]。 これはイデオロギーを大衆に信じさせることで権力を維持する。

つまり、一つの筋書きを作って、基本的な倫理観を刷り込み、それに反対する人は罰せられる、と思わせる。科学の出現で、筋書きが変わった。[宗教]は降格して[経済学]がイデオロギーの元になって来ちゃってる。 

経済学は難しいので、専門家に任せたい。けど、専門家なんて、いない。そんな大切なものを人に任せちゃダメ。あいつら見当はずれ。

「経済学は科学」なんてデタラメです。哲学者のようなもの。ギリシャ人ぽい表現だわ。人を支配するには、閉じ込めて外を見せないようにすればいいのだ。「経済学の本と正反対」と言ってたのはこの辺のことね。

子供と話してたら、経験価値最大化装置(HALPEVAM)みたいなこと発想してた。Apple Vision Proは視覚情報だけだけど、脳に直接伝えられるようになれば、触覚もスピード感も衝撃も暑さ寒さなども感じられて、もうVRは実体験、ARなら現実以上の体験になる。もうそれで、良くね?…てことを言ってた。そんなのずっと未来の話だろ、と返したけど、実現した時には、[これで良くね?]になってるかも。夢がある様な無いような・・・

 

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