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タイトルまんまのカーバトル映画

話の筋を考えることなく、カーアクションを楽しむだけの映画。ジェイソン・ステイサム主演。ワイルドスピードシリーズのタイリース・ギブソンも出てます。刑務所の囚人たちが、武装した車でレースする。エゲツないマリオカートみたい。

デス・レース

2008年 アメリカ映画 105分

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます。

2012年、アメリカは経済破綻して、刑務所は民営。
元レーサーのジャンセン(ジェイソンステイサム)は妻を殺した罪を着せられ、刑務所にいれられる。そこで定期的に行われるレースに参加させられる。2008年というと、リーマンショックで世界的に経済が落ち込んだけど、4年後にもうこんなに荒れた社会になるって、早過ぎん?

以前からレースを優勝して人気の覆面レーサー[フランケンシュタイン]がレースで死んでしまったので、死んだことは隠ぺいして、替え玉(後継者)として腕を見込まれた訳です。覆面だから顔は違ってもいいけど、運転技術は同等以上が条件。所長が「他の奴にやらせたけど、運転技術が足りなかった」と言ってたが、そこで死んでたことバレてそうなものです。

レースを盛り上げるための演出が中心なので、他の設定はツッコミどころ満載。

ナビゲーター:助手席で案内や、武器を発動する補助をする係 が同乗する。このナビゲーター役に、女子刑務所からモデルみたいな美女たちが、華麗に登場。写真右手がナビゲーターのケース(ナタリー・マルティネス)。レース当日に初めて会う。ずっと味方なのは整備士の3人だけです。

 

この二人で主役みたいだけど・・・

10台の敵レーサー、悪そうなヤツ続々と登場。ゲームのキャラ紹介っぽい。ライバルのマシンガン・ジョー(タイリースギブソン)は、ナビゲーターをすぐに殺してしまう、という噂。交通事故では助手席の死亡率が高いと言われてるけど、統計上は運転手の死亡率がダントツ高いんですよ。ドライバーは無事で、助手席だけ死亡…コレを繰り返す奴の隣なんて、誰も乗りたくないでしょう。なのに(他のマシンでも)死亡リスクが高いはずだけど、美女たちは颯爽と助手席に乗っていく。資源の無駄遣いです。

何が「マリオカート的」かというと、路面の剣や盾のマーク状を通過したら、銃火器や撒きびし、煙幕などが発動できる仕組み。この刑務所、このレースをテレビ中継して稼いでいるのです。民営化って、こうなるのか。民間にできることは、民間に任せた方が業務が効率化して運営コストが下がる!と主張する人いましたが、任せていい仕事&任せても良い人を選ばないと、「民営化」が良いとは言い切れないね。

刑務所のボス、ヘネシージョアン アレン)「ボーン スプレマシー」や「…アルティメイタム」で、女司令官パメラを演じてた。こういう役が合う。が報酬として5勝したら釈放される、と約束した。もう、フランケンシュタインとして4勝はしてるので、あと1勝。ジャンセンは娑婆に出て娘(入所時には赤ちゃん)を保護したいので、この1勝獲りたいんだけど、ヘネシーはジャンセンを勝たせないように調整する。看板レーサーなんだから、ずっとレースに参加してほしい。武器の発動は彼女の指示で制御してるので、剣マークを通過しても「あれ?出せない」ってことばっか。
レースは3回・3日にわたって行われる。10台エントリーで、レースのたびにクラッシュしたり、死んでいっちゃう。妻を殺した実行犯が出場レーサーのパチェンコだと分かり、レース後の夜、殺しに行こうとする。返り討ちに合うけど、仲間の整備士が助けてに入る。格闘あり。2レース目で、パチェンコをやっつけます。ケースに実は所長側に加担してて不具合を装ってたことを白状させます。自分の死亡リスクも高まるのに、ドライバーの不利になることをよくやれたもんだ。 そして、刑務所側のマシン[戦艦]がレースに出てきて、次々に死亡。そこまで血しぶき、いっぱいです(注意)。

最終レースに残ったのは、ジャンセンとマシンガンジョーのみ。デッドヒートを繰り広げて(振り)、最後は協力して脱走。見事にヘネシーの裏をかいて脱獄できました。整備士のコーチがジャンセンの車に仕込まれてた爆弾を、ヘネシーに送り返して、爆死させる。

その後、、脱獄の罪はどこへ行ったのやら、まじめに自動車の修理して働いてます。娘も保護できました。一緒に協力して脱走したナビゲーター美女ケースも、合流して幸せに暮らしましたとさーって、最後に共闘したけど、この二人良いヤツでも無かったよね。整備士の3人のが、よっぽど味方だったのに、置き去りかい

レースシーンは迫力あっていい。「マリオカート的」といっても、グロイ映像もあるので、小さい子は観ない方がいいでしょう。

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