父が娘に語る
美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい
経済の話。
の内容を語りながら、感じたことも述べてく続きです。
筆者の娘って十代。・・・女子中高生に分かり易いか?
は疑問ですが、私ピーイチも経済について、子供に説明できるようになりたいので、読み込んでみました。 第2弾です。
【第5章 労働力 と マネー
職探しに苦労してるワシリーって人の話で始まります。
外人の名前が何人も出てくると、覚えづらくて頭に入って来ません。
ルソーの寓話とか、ソポクレスの戯曲とか・・・
こういうとこあるよね、海外の著書って。
失業者に対して、[選ばなきゃ職なんていくらでもある。]
という意見を、それは違うよと、説明してくれます。
労働力によってお金お稼ぐ方法と、お金によって稼ぐ方法があります。
「金持ち父さん貧乏父さん」でいう「お金に働いてもらう」ってやつです。
しかしどちらも、楽観主義者と悲観主義者がいて、
考えてることが違うので、思うようにはいかない。
それが人間らしさだって(P∀`q*)
【第6章 機械- 自動化するほど苦しくなる矛盾
ここでは、フランケシュタインとかマトリックスとかスタートレックとか
映画が例えに出てきます。
・・・十代の女子、知らんやろ(`д´ノ)ノ
機械化でコストが下がって、儲けが増えそうだけど
競争によって、価格が上げれない。
人間なら、給料もらって商品を買う側にもなったのに、
置き換わった機械では商品の買い手にはならない。
なので需要は増えない_:(´?`」 ∠):
ラッダイト主義について触れてます。こういう教養がある人向けなのかな。
19世紀に 科学技術に対する激しい反感があって、新しい機械を壊して回るやつがいたそうで、それをみんなが「いいね」って応援しました。
政府が見かねて、機械を壊す奴は死刑って法律ができるほど。
マトリックスやターミネーターやブレードランナーの話がでてくるので、
「シンギュラリティ やばいよ。」という主張かと思いきや、
気をつけるべきは機械じゃなくて、
筆者は、富の集中を避けるアイデアを提示してくれます。
民主化です。 「機械の利益をファンドで分け合う!」
【第7章 新しいお金 ビットコイン
大戦中のドイツの捕虜収容所で、補給物資を捕虜同士が取引きしだした。
物々交換から、タバコが交換基準の通貨代わりになった。
サヤを抜くものが現れるが、交換価値がみんな分かっちゃったら商売にならなくなる。
と、ここでは物価について語られてます。
補給物資が偏ってきたら、交換レートが崩れてくる。
タバコを溜めこんでる者にとって、補給物資のタバコが多めになったら
交換価値が下がるわけで、イヤ。
同様に、普通の社会でも、金持ちはマネーサプライを嫌がる。
塀の中と違って市場社会では、公的債務が経済を調整してくれる。
4章の「銀行はどこからともなく魔法のようにお金をパッと出す」ことです。
サトシナカモトの作ったビットコインは、不信とハイパーインフレの問題はないけど、、、、行き詰りますよ。
総量が決まっていて、マネーサプライできないので、デフレに対応できない。。
政治が及ばないので、マネーサプライできない、犯罪から守ってくれないなどの理由から。
第1章から4章まではこちら
あと、第8章と エピローグ が長くなりそうなので、ここまでにして
次回 語ります。
(◇b’v`★)b’`゙ィ’`゙?ィ♪