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「魔女がいっぱい」だったら、やることは…

アン・ハサウェイが、悪い魔女役、が話題の映画。

魔女がいっぱい

2020年 アメリカ映画 104分

話はシンプル。悪い魔女 対 普通の人。分かりやすい。

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含ます

映画が始まるナレーション。”ぼく”が語る。1968年の話。

交通事故で両親を亡くした ぼくは、おばあちゃん(オクタヴィア・スペンサー)に引き取られた。ずーっと沈み込んだままの僕に、このおばあちゃん、優しいー。遊び相手にネズミを買ってきてくれた。デイジーと名付けてかわいがる。そのうち、哀しみから立ち直ってきた。

おばあちゃんと買い物に出かけた時、大きな帽子の女の人がキャンディーをくれる。けど、腕に蛇が巻き付いてる。げっ!  おばあちゃんがぼくを呼ぶ声がしたら、女の人は居なくなってた。

おばあちゃんに聞いたら「それは魔女だよ」マジで言う。「どんな街にもいる」ってレアキャラじゃなく、量産型らしい。タイトルにつながってます。

おばあちゃん、幼い頃に近所の仲の良かった女の子が、魔女に目を付けられニワトリにされてしまった。魔女は小さい子供が嫌い。以来、魔女に対して研究してて、薬草や古文書や道具をそろえてる。

魔女は、口が裂けてて、実は髪はない。かぎ爪で指3本。その容姿って、妖怪人間ベムですやん。

魔女が近くにいるとき、おばあちゃんは咳込む。この後、症状が悪化しないか不安になりましたが、これセンサーでした。おばあちゃん、あなたが思うより健康です。

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魔女に目をつけられたら、ここに留まるのは危険なので、ホテルに泊まることに。この時代、まだ黒人の地位は低い感じだけど、高級リゾートホテルに宿泊できる。いとこが料理長をやってたから。

アン・ハサウェイ率いる「児童愛護協会」という女性集団が、後からホテルに宿泊客としてやって来た。僕が、大ホールに入って遊んでたら、「児童愛護協会」がわらわら入ってきた。あわてて隠れると、そいつらみんな魔女だった!おばあちゃんが言ってた妖怪人間的・姿になった。なんと、魔女から避難してきたつもりが、いっぱいの魔女に接近してしまう。

ゴージャスな美女から、スキンヘッド、口裂け、鼻の穴もがっつり広がる醜い姿に。大魔女=アン・ハサウェイという配役が、Beforeの美女部分だけのためって感じ。

この会合は、[ネズミナールという薬をしみこませた菓子を子供に食べさせ、ネズミに変えちゃう]というお達し。この映画の魔女は、杖を振っただけでカボチャを馬車に変えれるわけじゃない。醜い姿を、魔法で化けられるわけでもなく、帽子や手袋で隠してる。[魔法で何でもあり]じゃないので、太刀打ちできそう。

 ロビーで仲良くなった、太った白人の子供ブルーノが、さっそくネズミにされちゃう。助けたいけど、出たら自分も同じ目に合っちゃう。そこをペットのネズミ・デイジーが助けにいった。実はデイジー、孤児院にいた少女がネズミにされてたのだ。

デイジーがブルーノねずみを連れ帰ったから、ぼくの隠れ場所がばれちゃう。ぼくが二人をネズミから人間に戻す役、かと思ったら、僕も捕まって、ネズミにされちゃった。

ネズミにされたけど、3人(?匹)で通気口から逃げた。おばあちゃんの部屋にたどり着いて、事情を説明する。ネズミになっても言葉は喋れる、自我はある。おばあちゃんも、すぐ受け入れる。ネズミが出たと騒ぐホテル従業員から守ってくれる。

もう、後半はネズミ目線の映像を楽しむコーナーです。下の階666号室が大魔女の部屋。おばあちゃんサポートで、ぼくネズミが、忍び込んで「ネズミニナール」の瓶を盗んでくる。これをもとに、黒魔術に精通したおばあちゃんが、解毒薬を作りにかかる。

しかし、・・・・できませんでした。魔女の呪いが強すぎ。解毒剤って、調合で呪いを破ることなんだね。科学が敗北した。「じゃ、ネズミのまんまでいいや」と諦めます。ネズミになった3人をおばあちゃんが、面倒をみてくれる。優しいなぁ。

他の子供たちがネズミ化されないために、魔女たちの夕食のスープに「ネズミニナール」を混ぜて飲ませるー[魔女をネズミ化]にとりかかります。効くのか、魔女に。[魔法で何でもあり]の魔女ならやられっ放しだけど、反撃の手段がしっかりある。

厨房に忍び込んで、作ってるスープに「ネズミニナール」をこっそり注入。ネズミになった3人は、おばあちゃんのバッグに潜んで、レストランのテーブルに。大魔女が気づいて、おばあちゃんに「お前を覚える」って。幼い頃、友達をニワトリにしたのは、この大魔女でした。それ以来で、少女からばぁさんになった姿見て「覚えてる」だろうか?などとやり取りしてるうちに、ぼくネズミが大魔女から部屋の鍵をかすめ取る。

もう、大魔女VSおばあちゃん&暗躍部隊(ぼく、他2匹がサポート)。何も疑いなくスープを飲んだ魔女軍団は、次々とシュポーーンと飛んで、ネズミになっちゃう。魔女たち、いっぱい集まって怖かったはずが、雑魚キャラだった。ホテルはネズミ退治に大騒ぎ。スープ飲まなかったのは大魔女だけ。

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おばあちゃん&僕たちは、大魔女の666号室に忍び込んで、ネズミニナール瓶を回収する。当然、大魔女が部屋に戻ってきて、おばあちゃんと対峙。暗躍部隊(ぼく、他2匹)がもともと仕掛けられてたネズミ捕りを使って、大魔女を撃破。ネズミニナールを飲ませてネズミに変えちゃう。魔女の意識はあっても、魔法はもう使えなさそう。こうなりゃ、おばあちゃんが、ガラス瓶かぶせて無力化できる。おばあちゃんまで被害が及ばないか心配してましたが、無傷で勝利です。

部屋にあったネズミニナール瓶、札束いっぱいのスーツケース、魔女たちの個人情報を持ち、ホテルを去ります。この金と薬品で、全国の魔女を倒して回る。

前半は、やられるがままで「魔女、怖ぇぇ~」でしたが、集団で警戒が足りないので、後半はこっちの攻撃がうまくハマるのでした。

で、冒頭のナレーションに戻る。ぼくはネズミのまんま。ネズミの人生を楽しんでるからハッピーエンドな感じです。観客の子供たちに、「魔女にネズミニナールを飲ませて倒そうぜ」とあおって、終幕です。

とっても子供向き、ディズニーのアトラクション向きな映画でした。

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