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エンターテイメント中心に 音楽、映画、漫画、レジャーなんかを語ったりしてます

CUBE 海外版と日本版 後編

オリジナルの カナダ 1997年 90分   と 
リメイクの  日本  2021年 108分 の見比べ、後篇です。

 前篇はこちらで

p-each.hatenablog.com

 

あらすじ ネタバレとピーイチの意見を含みます

CUBE (カナダ版)  後半

黙ってたけど、ワースはこの建物の設計に関わってた。一部関与だから全体の仕組みは分らない。26×26×26=17576の部屋数がある。出口はそのうち一つだけだ、と。レブンは、3桁×3の数字はデカルト座標を表してると気づく。何かと謎解きはレブン頼み。一番端の部屋を目指そう。これでまた進んでいくんだけど、顔が融けた死体が横たわってる部屋に着く。レンじゃん。進んでたはずなのに戻って来ちゃったー。部屋は動いている、と気づく。

次の部屋から、壁の外に出れる、けど高すぎる。皆の服をつなぎ合わせてロープがわり。これを頼りにハロウェイが外を調べる。会って数時間の他人と、強度のあやしい支給服、に命を託して。みんなで支えてるけど、耐えきれず服ロープを手放しちゃう。落ちかけたハロウェイの腕を掴んだのはクウェンティ。おお主人公っぽいぞ。しかし、思いついた様に、その手を離す。見殺し!皆には、救えなかったと説明しとく。いくら対立してても、これはひどい。主人公じゃない&生き延びれなさそう。みんな、気づいてますよ、「やったな、こいつ」って。こんなヤツと居たら危険なので、下の部屋に落として、レブン、カザン、ワースの3人で出口の部屋に向かう。


 

カザンの[因数すぐ判る能力]により、正解の部屋にたどり着く3人。外界の光が見える。しかし。ワースが無気力を再発。「外に出てもいい事ないよ~」ここまで来たのに?すると突然、レブンが下からブスッと刺される。クエンティンが追いついて来て、ドアハッチのー+ーで刺殺。ワースにも刺しに行く。この辺から、部屋が慌ただしく動いてる様子。カザンが外に脱出。クエンティンが続こうとするけど、瀕死のワースが捕まえて、部屋がスライドする狭間で上下を切断された様子。

結局、生き残ったのはカザンのみ。光が差してる方へ走っていった。その先は不明。

これでおしまい。だから、謎いっぱい残したまま。多くの観客が、一番活躍してたレブンに生き残って欲しかったはず。スッキリしない終わり方です。90分ではここまで、低予算だからここまで、ってことでしょうか。低予算…部屋は1セットを使い回せばいいし、俳優は7人だけ。これが「うまい作り方」と高評価なのですね。リメイク版作りたくなるわけです。

これを、ちゃんと金かけて、いろんな部屋と仕掛けを 派手にしたのがこちら。

p-each.hatenablog.com

 

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CUBE (日本版)  後半

[服を結んでロープ替わり]は部屋を上下に移動する際、子供や負傷者のために。[素数でワナ]は当てにならくなってる。部屋に入ってから「これ、図面じゃないか」と話してるとワナ発現とか「このクズのせいで」話してると、ワナ飛び出すとか。これじゃ、靴投げて安全確認なんて意味なしだわ。逆に、ワナが発動する前に、素通りできたんじゃないかな。
一行は分断されて、後藤&千陽&甲斐チームは、端の部屋まで着き、壁の外を確認。[3桁がデカルト座標]にも気づいた。外の確認は、服ロープを頼りに出たりしない。靴を落として「3秒ちょい、63メートルくらい」って、どんな計算でしょう?

越智&安東のコンビ。足を引きずってる初老は、健康な若者に助けてもらいながら、謙虚に接してくべきなのに、安東は突っかかってくる。そして越智プッチ―――ン。殺っちまいます。顔に返り血ーー。これはひどい>と思う前に<そりゃそーなるよね>と思うよ。これまで、全く活躍しないのに「ガキはダメだ」と見下した態度で、ずっと<嫌なやつ>だったもの。この時のためのキャラですね。見せ場!その後、3人と合流する。安東はワナにやられたと言っとく。顔の返り血はきれいに拭いてあったが、千陽には見抜かれる。「殺ったな」担当は越智。

もう出口の部屋の手前で揉めだす。後藤を殺そうとした越智に罠が発動して死亡。千陽と甲斐は脱出。後藤は、間に合わず。なぜかこの扉だけ自動でゆっくり閉じてく。千春は外に出れて、光の射す方へ駆けていく(カザン担当)。彼を送った甲斐は、また部屋の中に戻ってく。運営側の人間でした。終始、冷静だし、意見を言わないし、女の人の役どころ「キャーーーー」って叫ばないし。何か隠してる感じはしてましたよ。ワースが実は運営に関わってた部分に重なるかな。「次の方々、どうぞ」って感じで、案内役でした。

死んだ3人は「Complete」と表示された。後藤は「Continue」、血まみれになりながら、目を開ける。続編やる?映画の評価は高くないようなので無理かな。


 

元のグロいトラップ(血まみれ描写)が控え目とか、[女と子供が生き残る]という意外性ない結末、だとしても今のポリコレうるさいご時世には「こうするしかないんすよ~」てことでしょう。逆にオリジナルは[白人の・成人・男性]が生き残るなんて、25年前だからできたのかも。

日本版は、登場人物の背景を肉付けしてきた。後藤のトラウマ=弟が自殺するのを止められなかったとか、大人に不満がある子供、世代間の分断とか。ぜい肉でしたね。日本的情緒を乗せたかったのかも。だけど要らなかった

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