楽しむ。何を?人生を!

エンターテイメント中心に 音楽、映画、漫画、レジャーなんかを語ったりしてます

日産リーフでUberするアメリカ映画

「STUBER」なんて言葉、何のことかと思ったら、主人公の名前とウーバーを合わせた造語だった。なんだ、そのタイトル。興味を引くのか?それより、ウーバーが主役の映画、もうあったのですね。

STUBRER ストゥーバー

2019年 アメリカ映画 93分 アクションコメディ

あらすじ ネタバレとピーイチの感想を含みます。

現代のロスアンゼルス。刑事ヴィクター(デイヴ・バウティスタ)と相棒のモリス(カレン・ギラン)が麻薬組織のボス・テジョを追い詰める。「ガーディアン オブ ギャラクシー」のドラックスとネビュラが、ここでコンビ。いきなり格闘&銃撃戦。モリスはテジョに撃たれて殺されてしまう。テジョには逃げられてしまう。

それから半年経ちました。ストゥ(クメイル・ナンジアニ)はホームセンター勤務で、休日にはUberタクシーの運転手をやってる。想いを寄せる女性ベッカのために、彼女が開業する女性専用フィットネスジムに共同出資する。お金が要るわけです。[ストゥ+ウーバー]で「ストゥバー」だと店長から呼ばれる。これがタイトルになってるけど、話の中心は、ヴィクター刑事が麻薬ボス・テジョを捕まえること。

 

ヴィクターは、その事件からは遠ざけられてるけど、独自にテジョを捜索してる。視力の低下に悩んでいたので、レーシック手術を受けた。そんな、目がぼやぼやな時に、テジョに関する情報が入る。さっそく車で出動するけど、見えてないから、そこら中にぶつけまくり、終いには工事の穴に落ちちゃう。

そこで呼んだUberが、ストゥの日産リーフ。電気自動車をリースで、タクシードライバーをやってる。何でアメリカで、テスラじゃなくて日産リーフなのだろう?モデル3ならリーフと価格帯はかぶってるのに。これは客にちょっと汚されても気になっちゃいそう(もちろん終盤では、このリーフひどい状態になりますよ)。でもレビューに星5つつけてほしいから強く言えないね。相乗り希望の女性客をヴィクターが追い払っちゃうから、レビュー評価下がるー。

麻薬ボスの捜索に巻き込まれたストゥ。そこにちょいちょい意中の女性ベッカからテレビ電話が入る。「一緒に『恋人たちの予感』を観たい」って。これって、「あなたとSexしたい」の意味を含んでいるらしい。もうこうなったら、早くUberの仕事終わらせたい。しかし、行く先々で格闘したり銃撃戦したり。撃たれたり、死んだりする人が出るけど、グロイ描写は無い。

ヴィクターの目が良く見えないことで、手掛かりのスマホが見えないとか、目標物を間違うボケとか、ドタバタしながら進む。

ひとり娘のニコールは彫刻アーティストで、この日に個展を開催。ヴィクターはそこに訪れるけど、よく見えないじゃん。何でこの日にレーシックやるかなぁ、とあきれられる。ニコールに危険がおよぶのを心配して、銃を渡す。

武器の調達のため、ストゥのホームセンターに寄る。ここで口論になり大乱闘。目が見えないとはいえ、この屈強な大男に向かっていくとは、ストゥ覚醒?相棒の仇のため、娘はほったらかし。死んだ人にとらわれて、生きてる人に向き合えてないぞ!と。言ってやります。「ミステリと言う勿れ」の最初の話でもあったな、こういう人。ここに店主が割って入って、ケンカは収まる。そして二人は結束が固まる。

テジョの居場所までヴィクターを送るストゥ。ヴィクターは同僚アンジーに応援を要請したけど、実はアンジーは裏切り者。ここまででストゥは帰ろうとしたが、アンジーのパトカーとすれ違い、「何かおかしい」と感じヴィクターを助けに戻った。ベッカには断りの電話した。

ここからカーチェイス。ヴィクターの目が回復しかかる。投げたガスボンベに射撃・命中するくらい。そしてリーフが充電切れ。やっぱり、これあると思った。銃撃戦でリーフはもうボロボロ。テスラだと、この惨状には許可が出なかったから、リーフが採用されたのかも。最後には爆発しちゃいます。

今度はチリソースの工場に逃げ込み、銃撃戦。工場の作業員たちと脱出するため、みんなでUberを呼びまくる。こうやって、[追うor追われる]が入れ替わったり、ちょっと緊迫したドタバタが面白い。

拳銃を渡してた娘もまた登場したり、いろんなアクションの末、テジョを捕まえて一件落着。締めは後日、クリスマスの日に再会。アメリカの映画って多いよね、最後はクリスマスって。

血は出てるけど、血しぶき飛び散るほどではない。「SEXする」言ってるけどエロシーンは無い。時系列の前後は無く、テンポよく話が進むので、短め(1時間半)で楽しめる映画でした。

 にほんブログ村 映画ブログ 映画あらすじへ
にほんブログ村

 

こちらもデイヴ・バウティスタのコメディ

p-each.hatenablog.com