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LUCY/ ルーシー 後篇

スカーレット・ヨハンソン 主演の激しい展開。
 LUCY/ ルーシー 
2014年   89分と短い時間で急展開します。

  前半はこちら

p-each.hatenablog.com

 

 

==あらすじ 後篇 ネタバレを含みます==

 

 転

飛行機の中でもう体が無くなっちゃった、かに思われたルーシー。
起きたときは、パリの病院のベッド。元気に起き上って、警戒して銃を向ける警官をひと睨みで、一斉に気絶させる。駆け付けたデルリオ警部に、「運び屋3人を確保した?」
デルリオ警部の車で3人がいる病院へ。凱旋門のとこで携帯の電波が空に向かって線に見える。この映像表現分かりやすい。スマホ的と言うか。手でかき分けると、チャン親分の通話を見つける。あいつも3人を回収に向かってる。ほら、とどめを刺さなかったから。(彼は最後のアクションシーンまで使えるキャラです。)
映画60分で、パリの市内を暴走カーアクション。よくある敵とのカーチェイスじゃなくて、単独で、じゃまな車をブチ抜くために、迷惑なコースを走る。よくパリ市内で撮影できたなって映像です。これの後[ジェイソンボーンのパリでのカーチェイス]を見たら地味―に見えるかも。

 車止めの支柱を自在に上げ下げできるのは、脳の覚醒では無理な気がしますが、もういろんな力が使えるってことでいいでしょ。「脳で、これできるか?」などと、いちいち考えちゃダメです。10%しか使えないような我われが。

p-each.hatenablog.com病院へはチャンの部下の若頭が先に着いて、CPH4を摘出してる。二人目まで取り出したところにルーシーが到着。若頭は二袋をカバンに詰めて出て行こうとする。3人目はこの騒ぎに逃げ出そうとする。ここでもルーシーは逆らう者の動きを制御。若頭からカバンを取り上げ、3人目の腹からCPH4を摘出。パリに来てからは銃を使わないで、相手を鎮圧してる。だけど。とどめを刺してないから、後でまた反撃してくるでしょう。

こんな無双なの見て、「俺、なんか役に立つか?」と言うデルリオ警部にキスします。「思い出」要員だそうです。でも、ヤクザの襲撃に対抗するのに役に立ってくれます。覚醒してからルーシーは[元に戻るために]動いていないようです。「思い出」とか言ってるので、もう自分が無くなってしまうことは分かってる感じ。

デルリオ警部と、モーガンフリーマン教授の研究所に行って、CPH4を全部、点滴で注入されます。この研究所にチャン親分と組員が乗り込んで来て、警察と銃撃戦。最初から最後まで血がいっぱい飛び散る映像があるので、嫌いな人は見ないでおきましょう。
このヤクザ、薬物を隠して密輸するけど、未知の能力・ルーシーに対しては正面突破しようとする。怖いもの知らずなのか、ずっと力ずくで通してきたから、やり方を変える気もないのか。歳をくうとありがちですね。というか、チャン親分やることがなのだ。ジャマになりそうならパンパン撃ち殺しちゃうし、見張りの部下の人選と言い、人の腹に薬物を埋め込んで密輸って手法も雑な気がしてきた。細かいことは優秀な部下がやってくれてるのでしょう。
運び屋男1の腹を切ってCPH4を摘出してるのを見て、運び屋男2が「気分が悪い」とふらつくと、「そうか」といっていきなり打ち殺す若頭。お前も雑かっ!
銃撃戦が膠着してくると、親分の指示は「なんとかしろっ」・・・雑!
そんな親分に素直に従い、命を落とす若い衆。
 
CPH4を全部取り入れたルーシーのいる研究室は、真っ白な空間に変わる。自分が未知の領域で知れたことを後世に伝えるために、データにして教授に渡す気です。ヤクザに怯えていたギャルが、人類の発展のため身を投じる、悟りを開いてます。ルーシーが巨大コンピュータにつながっていく。ざわ ざわ。この変わりっぷりと言うか、演じ分けてるスカヨハは見事だと言えますが、前半[怯え顔] 後半[仏頂面]で笑顔はナシ。楽しそうなスカヨハを見たいならこちらを

p-each.hatenablog.com「ルーシー」の急展開の後に観たら、「ロストイントランスレーション」なんて平坦な話でしょう。しかし、ピンクのウィッグでカラオケを歌うスカヨハが見れますよ。

 

銃撃戦の中、若頭が研究室にバズーカを撃ちこむ。
ルーシーは椅子に座ったまま、エッフェル塔の前に飛ぶ。シャンド マルス公園でしょうか。その後、景色は世界の都市やら、時空を超えたりして歴史をさかのぼる。
 もうすべて悟って[ 100% ]になりそう。ここにチャン親分がたどり着いて銃を向けるけど、やられる予感はしませんね。撃った瞬間、黒い服を残してルーシーはいなくなってる。
雑頭でなくても訳が分からないでしょう。「女は何処へ行った!?」と教授らに銃を向けるチャン親分。すぐデルリオ警部が射殺します。暴徒は鎮圧できた。ルーシーは?
 ・・・
「I'm everywhere.」 何処にでも居る、とメールが届きます。神になった?もう実体が無くなり、天から人々を見てる存在なのでしょう。何、この終わり方!?
主人公の名前がタイトルだけど、本人の意思で行動してない感じ。前半は巻き込まれて、後半は薬のせいで迷いなく行動してる。
 結局、誰も幸せにはならないけど、アクションや映像が見ごたえある映画でしたね。
 
(◇b’v`★)b’`゙ィ’`゙?ィ♪

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