三浦春馬と多部未華子のラブストーリーだ と思い、観てみました。
「アイネクライネナハトムジーク」2019年の映画。
「君に届け」の二人だったので、勝手に[その後]みたいに観れそうだと。
あらすじ ネタバレを含みます。
仙台の駅前で街頭アンケートを取るのに苦労する三浦春馬。
(今回、役名じゃなく俳優の名前で進めてきます。有名どころのみ)
その訳は、会社の同僚、原田泰造が仕事中にキレてPCを破壊、データを消しちゃったため。
泰造は奥さんが家を出て行っちゃってノイローゼだった。
美容師の貫地谷しほりは、客のMEGUMIに弟を交際相手に勧められる。
しばらくは電話で話すだけだったが、MEGUMIの弟は、ウィンストン小野がボクシングのタイトルマッチで勝ったら、実際に会って告白すると。
この時代、ガラケー、ブラウン管TV。PCのモニターは薄型。
春馬は、大学時代の友人・織田の家を訪ねた。(この役:矢本悠馬:今でも高校生役やったりする。ヘタレ役が多い。)そんな矢本、学校のマドンナだった美人の妻(モデルの森絵梨佳)と子供がいる家庭。
この矢本が、割とイイこと言うのです。
「出会いがない?ドラマチックな出会いなんて期待するな」的なことですが、説得力あります。
駅ビルのモニターには、ウィンストン小野の試合。
春馬はアンケートの仕事中、路上のスナフキン風の弾き語りを聴き入ります。
となりに、スーツ姿の女性も足を止めて聴き入ります。これが多部未華子。
このスナフキンが、後から何度も出てきます。駅でいつも弾き語ってる。
みんな素通りだったアンケートに多部未華子は答えてくれる。
就活中だと。手には「シャンプー」と書き込んでありました。
春馬、多部未華子に惹かれてます。 あれ、貫地谷しほりはどうなの?
ここまで観て、MEGUMIの弟=春馬かと思ってましたが、弟とはウィンストン小野でした。
「ウィンストン小野が勝ったら告白」を他力本願だと思ってたら、自力だったという。
これで貫地谷しほりはウィンストンと付き合うことに。
別の組み合わせか、とここで気づかされました。
色々な男女の出会いの話なんだと。タイトルがそーいうような意味なのかな。
調べてみると・・・違いました。
貫地谷しほりは矢本の美人妻:森絵梨佳と友人だったというつながり。
このツテで春馬はウィンストンのサインをもらう。
この時、いじめられてた少年を助けます。少年は耳が不自由で、この時、示した「大丈夫」という手話が後からも使われます。
このサインを泰造にあげます。次の試合を娘と観に行くのです。
春馬は矢本と友人の結婚式に向かう途中、道路工事の整理係してる多部未華子に気付く。
この女優さん、しっかり地味になりますね。
「君に届け」の爽子の役も。その辺が合ってたと思います。
この出会いがドラマチックと言えないでしょうが、春馬は引き返してシャンプーを贈るのです。
出会い方じゃなくて、自分が好きになったのがこの人で良かった、ナイス判断だったと思えればイイ。つまり二人で過ごすうちに築いてきたものが大事ってこと。
(米津玄師が「カナリア」のインタビューで同じこと言ってた。)
矢本の言葉が効いてます。ここから二人。付き合うことに。
ここでひと段落して、10年後に飛びます。
本筋の方(春馬×未華子)がなんだか、地味な話・・
・・・続く
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