石原さとみの件で、一般人が人気女優と恋人になれる希望が感じられる。
そんな気分で観るとより楽しめる映画、20年以上前の映画です。
「ノッティングヒルの恋人」のあらすじ、後篇です。
前半はこちらで p-each.hatenablog.com
あらすじだけ読みたい方は赤紫字は読み飛ばしてください。
盛り上がって、急降下
次の日も、デートして、アナからホテルに来ないかと誘ってくれます。
そりゃ行きますよ。しかし、ホテルにはアナの恋人のハリウッドスターが来てました。
「誰?」と聞かれたウィリアム、今度はホテルのボーイの振りをします。
アナに「この場合は、さよならだ」といってウィリアムは去ります。
石原さとみに誘われてホテルまで行ったら、テレビでよく見るIT社長が部屋にいたら、そりゃ引き下がるでしょうね。
皿も私が片付けますよ、ボーイの振りして。
アナはそのまま、アメリカに帰っちゃうのでお別れです。
そしてウィリアム、こういう失恋のいきさつを友人に語るんですねぇ。
誕生日会の友人たちが、いろんな女性を紹介してくれます。
申し分ないだろうってきれいな女性でも、だめ。
アナが忘れられないのです。
友人たちからしたら、ハリウッド女優と付き合うとか、いつまでも夢見てんじゃねーよ、あの娘だって、じゅうーぶん高スペックだって話ですよ。
また、訪ねてきてくれた
ある日、アナのヌード写真が流出!と新聞記事になります。
チャイムが鳴りウィリアムがドアを開けると、アナが来てます。
アメリカ―イギリス間、こうも頻繁に行き来するものなんかな。
ビバリーヒルズに住んでるようなので、LA西海岸。遠いじゃん。
マスコミから逃げて、ウィリアムを頼って訪ねてきたのです。
ハリウッドスターの恋人とは別れたようです。
ウィリアムは「ここは安心だよ」と受け入れます。
この言い回しが惚れますね。
なんかやらかした時に「大丈夫か?」じゃなくて「大丈夫だよ」と
そう言える人に、私もなりたい。
映画のセリフの練習に付き合ったりして、夜は幸せに結ばれます。
しかし翌日、マスコミが家の前にいっぱい来てます。
無防備にも、ウィリアム、アナ、スパイク順番に外に出てフラッシュの嵐。
何で ばれたか?
スパイクがやらかしてました。パブでしゃべっちゃった。
悪気はないのに、どこか足りないためトラブルを生む、しかし憎めないキャラです。
スキャンダルの連発。アナは怒って去って行きました。
オスカー女優になってまたロンドンに
月日が流れ ―の表現に、歌1曲の間、ウィリアムが左から右に歩いてく中で、季節が移り替わる映像、PVひとつできてます。
そうやって月日が流れ、アナが映画の撮影でロンドンに来てることを知ります。
ウィリアムは、ロケ現場まで行くと、アナが気付いてくれて、撮影が終わるまで現場で待たせてもらえます。
スタッフから、役者の声が聴けるヘッドフォンを貸してもらえます。
これでアナが共演者に「過去の人よ、気まずい」言ってるのを聞いてしまい、ショックーーッ。
アナと話すことなく立ち去ります。
いつも、ウィリアムはアナのもとへ出向くまではするけど、
なにかあると、諦めちゃう。情熱が足りなくも思えるのですが、
あの会話を聞いちゃうと、心折れるのも分ります。
これが、石原さとみだったら、言葉通りですね。
付き合って1年以内に求婚されなかったら別れると言ってたとか。
”次の人”はすぐ現れるだろうし、決めてくれないヤツに時間をかけてられないのです。
この程度の情熱では女優とは付き合えないでしょ・・・・
しかし、また女優の方から来てくれます
翌日、本屋にアナが訪ねてきて、失礼な別れ方をしたから謝りたいと。
しかし、スキャンダルの時は「ここは安全」と言っときながら、
しっかり記者に囲まれてたのは、こちらの落ち度。
新聞記事なんて1日で捨てられる、とか軽いことのように言う前に、
ウィリアムが謝るべきだと思います。
それでも、惚れちゃったアナの方から
「また会ってくれるかしら」と !
「過去の人」発言は「あの共演者は口が軽いから、本当のことなんて言えない」と。
しかしウィリアム、心折れたまんまです。
彼女の告白を断っちゃいます。
直後(?)友人集めて、報告会。
友人たちが同意して、アナのことをチョイ毒づきます。
同居人スパイクは逆で、断るなんて大バカ!と怒鳴ると、
ウィリアムは「間違ってた」と思い直し、アナに会いに行きます。
お前のせいで一時、破局したんだと言いたくなりますが、
友人一同、協力して、アナの記者会見してるホテルまで連れてってくれます。
ウィリアムは記者会見の記者に紛れ込みます。
他の記者が、「以前、写真に撮られたイギリス人男性は?」と
ウィリアムのことを持ち出します。 ナイストス!
これに乗っかって、ウィリアムが質問します。
「彼が間違いに気づいたら、チャンスを与えますか?」
ここでアナの答えは
:
・
会見会場、大盛り上がり。
もう結婚式です。ハッピーエンド。
とても気分よく観られるロマンチックコメディでした。