楽しむ。何を?人生を!

エンターテイメント中心に 音楽、映画、漫画、レジャーなんかを語ったりしてます

マンガ大賞2020「ブルーピリオド」は何がイイか?

「ブルーピリオド」がどれほど すごい漫画なのか

1,2巻を読んだ時点のことを書きます。

 

美術大学を目指す受験物語です。

このテーマ、動きは少なそうだし、絵画なんて、

みんなが「すごい」と思えるような表現は難しいと思いました。

それで、大賞を獲るんだから、期待できますね。

 

 主人公、矢口八虎 やぐち やとら

 

f:id:p-each:20200807211805j:plain

第一巻の表紙 から見ると、金髪というより白!

ホワイトブリーチです。これは何度か脱色を繰り返して、

それでも残る黄味を打ち消すカラーを乗せるのです。

行程が多く、時間もかかるので料金が高くなります。

大学の学費を気にする八虎ですが、髪には金かけてます。

この奇抜な見た目の割には、特殊能力があるわけじゃない普通な高校生でした。

 

f:id:p-each:20200807210433p:plain

髪にも頭皮にもダメージ大きい

 

不良グループに属してても成績は優秀。

要領よく高校生活を送っている。

ここまでだと、いけ好かない主人公なのですが、

絵を描くことに目覚めてからは、応援したいヤツになります。

学業成績を活かして、そのままレベル高い大学に入れそうなのに

美大を目指すことで、苦労しだします。

美大は学費が高いけど、国立である東京藝術大学なら

私立の美大の半額くらい。なので東京藝術大学を目指します。

親には、まだ言えないので、自費で!予備校に通い出す。

今まで要領よくやってきた八虎ですが、ここから不器用な行動になります。

この辺りから、八虎の情熱があらわれてイイのです。

多くの高校生なんて、学力もなければ、将来やりたいことも見つかってないけど、何とか受かった大学に行くわけです。

(八虎は両方持ってますが、一致していない。)

[好き]と[得意]どっちか選ばなきゃ、だったら、[得意]を選んだ方がいいと多くの人が思うでしょう。

それを[好き]の方を選ぶことは、覚悟がいると思います。

 

心に残った台詞としては、サッカー観戦で盛り上がってる時に

「これは俺の感動じゃない」

他人を応援してる場合じゃない。自分が与える(伝える)側になリたいと思う瞬間です。

スポーツ観戦って、趣味としてアリですけど、

自分で行動して、手間かけて、何かができるようになるコトと比べると、下に感じることがある。

努力も苦労も無く、他人のことを見てるだけ。

そこに「これは俺の感動じゃない」って言葉が響いて

自分も 何かしなきゃ。₍₍ (̨̡ ‾᷄⌂‾᷅)̧̢ ₎₎

ってなりますわ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC) [ 山口 つばさ ]
価格:693円(税込、送料無料) (2020/8/8時点)

楽天で購入

 

 

他の登場人物はーーーー

同級生に、女装の美形男子

美術の先生は、初老の女性だけど意外に鋭いキャラ。

物腰やわらかで、しっかりしている。

主に、彼女が美大について解説してくれます。

予備校の生徒も、一癖ありそうな人たち。

 見た目に反して、主人公が最も〔一般人〕です。

2巻まででは

そんな八虎の目線で、気が付いていくことで

絵を描くこと、美大についてなど、説明していく内容が多く

「すげぇー」と引き込まれるほどのことはありませんでした。

 

 

マンガ大賞を受賞時は、6巻まで出ている。

その時点の評価ということなので、これから盛り上がってくるはず。

という期待で、読み進めようと思います。

 

(◇b’v`★)b’`゙ィ’`゙?ィ♪

 

 

 

 

にほんブログ村 漫画ブログ おすすめ漫画へ
にほんブログ村