カーアクションの映画が観たい。
と思ったとき「オーバードライブ」というタイトル、期待できそうじゃないですか。
洋 邦 どちらを観ますか?
東出昌大と新田真剣佑が公道自動車レースで活躍する兄弟を演じる
オーバードライブ
「ワイルドスピード」でお馴染みのドウェイン・ジョンソンが麻薬組織に立ち向かう
オーバードライブ
今回は アメリカ版「オーバードライブ」
やはり、車を運転する仕事です。 運送業。
ジョン(ドウェイン・ジョンソン)が運送会社の社長です。
麻薬取引の罪を着せられ、捕まった息子を釈放してもらうため、
検察官にかけあったら、他の売人のタレこむことが条件だと。
「罪を軽くしてもらいたかったら仲間を売れ」というイヤらしい法律がアメリカにはあるようです。実話ベース。
アメリカ人でも「この法律はクソだな」って意見が多いのでしょう。
ジョンが面会で、この密告チャンスに乗らなかった息子を褒めてます。
その息子とは 別れた妻が引き取っていて、
ジョンは新しい妻子もいて、豪邸に住む社長という安泰な生活。
この幸せを失うかも知れんのにジョンは
麻薬の売人に運び屋として契約して潜入捜査します。
すごい男気のあるお父さんなのですが、
ドウェイン・ジョンソンじゃなくて、もっと並の体格のお父さんだったら、
もっとハラハラしたと思います。
ドウェイン・ジョンソンだと、いざとなったら全員倒せそうな
「大丈夫感」が付いてきちゃう。
しかし、この話ではジョンは普通の人。
黒人の銃にビビりながら言う通り動きます。
あの鍛え上げられた筋肉が完全にスルー。
格闘しないのです。
私ピーイチは
『グレイテスト・ショーマン』を観たとき、
ヒュー・ジャックマンやザック・エフロンが全く筋肉を封印してたのをもったいないと思いましたが、二人のマッチョっぷりを知らない人は意識しないでしょう。
これドウェイン・ジョンソンには無理。
なに着ても、どこから見ても筋肉だもの。
で、カーアクションといえば、最後になって麻薬組織を出し抜くチャンスがやってきます。
大型トレーラーで、車はじき飛ばすわ、銃で撃つわ。
ここが迫力、ドカーーーンのシーン。
アクション映画のつもりで観てたら、「ここまできてやっとか!」って感じ
・・でもなく、ちゃんとサスペンス映画として見入っちゃいました。
オーバードライヴって邦題が合わないわけですが、
原題は「Snitch」・・・密告者って 暗そう・・・
やはり関心を集めるには、派手なタイトルにして
人気アクション俳優がやりますよー感のあるポスターが良いんでしょうね。
日・米 オーバードライブ
どちらも カーアクションのある映画ですが
日:主に昼。
兄弟の物語に何度もレースシーンがある。
米:主に夜。
親子の物語、というより、
犯罪サスペンスの最後にドカーンと車で戦闘。
並べてみたけど、まったく、違うタイプの映画でした。
(◇b’v`★)b’`゙ィ’`゙?ィ♪