2002年!のスパイアクション映画です。
18年前の映画なのに[昔はこの程度だったよね]感はないのです。
3部作の1作目、とはいってもこれ1本でもまとまってます。
なんとなく暗い映画だと思い、観てませんでしたが、
スピード感があり、話が難しくないので、2時間いっきに観れました。
そんな ボーン・アイデンティティー の
あらすじをまとめてみました。
1.起
地中海沖で漁船が海から男を救助しました。
負傷したこの男は銃で撃たれてて、船医が弾丸を取り除いてあげる。
その中の一つは弾丸じゃないぞ、光ってる、字が映ったよ。
スイスの銀行口座の情報だ。
すると男が目を覚ました途端、船医に襲いかかる。
こんな奴に対して、船医はこの手がかりを与えて、船の中でも世話をして、
マルセイユの港に着いてからもお金あげて見送ってくれるのです。
なんていい人 L(´▽`L )
2.承
男は記憶をなくしてたので、手がかりになるスイスのチューリッヒ相互銀行へ行きます。
パスポートは要らない。
スイスはEUに入ってないけど、シェンゲン協定には加盟しているので。
チューリッヒは雪が積もって寒そう。パリより緯度は低いのに、標高が高いんですね。
チューリッヒ408m、パリ33m。
スイスの銀行というと、預金者を厳選するけどがっちり守ってくれる、と思ってましたが、名前も名乗らず口座番号だけで受け入れてくれます。
この寒い中、上着もなく(せっかく船医のおっちゃんがくれたのに途中で脱ぎ捨てた)
貧乏そうな服装の青年を、お高そ~うな銀行が。
まだ顔認証とか無い時代ですから、行員がお客様の顔を覚えているのでしょうか。
手のひら認証だけで金庫を開けてくれます。 ゆるっ!
ここで自分がジェイソン・ボーンってアメリカ人でパリ在住だと分かり、次の行先はパリ。
金庫BOXの下の段にいろんな国の札束、いろんな国のパスポートがあった。
お、このお金で漁船の人にお返し してあげなよ。
マルセイユは寒そうじゃなかったけど、ダウンもくれて、お金までくれたおかげでここまで来れたんだから。
・・・と思わせる前に、拳銃と複数のパスポートが気になっちゃう。
この頃、CIAでは任務に失敗して死んだはずの工作員が生きてる情報をつかむ。
まー、それがボーンだよね。船医のおじさんは(CIAにとって)余計な人助けしちゃいましたね。ボーンがお礼に行ってたら、殺されちゃいますよ。行かなくてよかった。
チューリッヒ相互銀行にとっては預金者よりCIAが優先なのだ。チクった。
銀行出た途端、ボーンは追われる状態になるが、直ぐに察知するんだよね。
記憶はなくしてるけど、身に付けた技術は反射的に繰り出せる。
逃げる時の状況判断の的確さがすごい。見どころ!
パリまでの足に、ローバーミニ所有の女性に声をかけます。
この女性=マリーは、大金がもらえるので了承。巻き込まれフラグです。
3.転
パリのマンションに着いて、覚えてない自宅を調べてるうちに刺客がやってきます。
刺客は、ボーンと格闘で勝てないと判断し窓を突き破って外に逃げます。
だいぶ上の階だけど逃走手段が確保してある
・・・と思いきや、路面で飛び降り死体となって大騒ぎです。
CIAのくせに目立ちすぎ。
報告係の女性=ニッキーが「私ひとりじゃ処理できない」と言うのですが
そりゃ人手不足にもなるわ、こんなのでいちいち死んでちゃ。
マリーは
パリに着いたら大金を受け取って去れば良さそうなもんですが、
ボーンと行動を共にします。
CIAによりマリーも目をつけられることになるので、結果ナイス判断。
見た目を変えるため髪を切るシーンが、アレですね。
追われる男女、もうこうなったら
ここから1,2分 ラブシーンなので、誰かと観る場合 注意。
パリの街の風景 がいろいろ見れます。
カーチェイスは 見どころ!
パリの街中を 整備不良のミニでガンガン走って逃げ回ります。
狭い路地、階段も! よくこんな撮影できたな、と思う。
「ワイルドスピード」を観すぎてると、スケールが小さく感じますが、
あれはありえない派手な画が観てて迫力なんです。
こちらは不利な状況でたくさんの追手から、あの手この手で逃げ切る
ドライビングテクニックが華麗。しかも、視界の悪い雨の中!
白バイ隊員が転倒した後とかを写し過ぎなのが残念だけど。
ボーンが、自分を狙う上司コンクリンを待ち合わせに指定するのが
ポン・ヌフ橋
パリに来たカップルたちが付けてった愛の南京錠でいっぱいの橋ですね。
たぶん映画公開当時は、隣のポンデサール橋のほうに付いてた。
この、待ち合わせ場所、ロマンチックかっ!
上から見たセーヌ河の風景も楽しめます。
まだ火災にあってないノートルダム大聖堂を見つけたかったのですが
そんなの必死に探してると、本筋に集中できません。
4.結
・・・じゃないけどネタバレ的なコト
この映画は
誰が敵なのか分かりやすく、裏切りや時系列が前後する、とか無いので理解がしやすいです。
ボーンを助けてくれた、船医のおっちゃん、マリー、その元彼と子供、
が巻き添えで殺されないか心配になりますが、みんな無事。
平和に暮らせるようになるラストなので、観終わった後もすっきり。
続編があるけど、これだけでもまとまってます。
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なんか暗いスパイ映画かと思ってましたが
それは、全編にわたって天気が悪いからでした。
(◇b’v`★)b’`゙ィ’`゙?ィ♪