ドルチェ＆ガッバーナ が出てくるラブロマンス映画

気楽に観れる、アメリカの映画　2002年　105分

「メイド　イン　マンハッタン」

ジェニファーロペス演じるマリサ　のシンデレラストーリーです。

あらすじはーーーー

マリサはマンハッタンの5つ星ホテルのメイド。

まじめで仕事は有能、美人で貧しめ。シンデレラ要素、満載です。

メイドとは、ホテルの客室を掃除する役割。フリフリのエプロンはしてない。House keeper というのが普通かと思ってたけど、原題が[　MAID IN MANHATTAN　]なので、言うんだねメイドと。そう、[MADE in…]じゃないので「マンハッタンのメイド」って、まんまのタイトルなんです。[MADE in…]マンハッタンで生まれた的な意味もかけてるでしょう。

王子様は世襲議員（候補）のクリス。プレイボーイで話題性があるので、記者がいっぱい付いてくる。彼がＷＡＳＰで、マリサがプエルトリコ系のヒスパニック。こういう身分差の表現って、今では批判されるかも。それに政治家と結ばれるのが憧れって、日本ではないような。文化の違いですかね。

マリサはシングルマザーで、息子のタイをホテルのスタッフ室に預けて仕事をしてる。タイがホテル内をうろついてると、犬を連れたクリスに気に入られる。一緒にマリサのもとに行った。

かぼちゃの馬車にあたるのが、ドルチェ＆ガッバーナのパンツスーツ。ホテルの客、キャロラインという金持ちプレイガールが返品予定のこの服を、部屋の掃除中にマリサの同僚ステファニーが、「ＹＯＵ着ちゃいなよ」とそそのかします。マリサがきれいにキメたとこで、クリスが来て一目惚れする。

この王子様、まぁ真っ直ぐマリサに惚れてて、打算とか無い。そーいうの秘書にお任せで、秘書は調整に苦労してる感じ。写真撮られて、スクープ上げられちゃうけど。マリサが実はメイドでブロンクス住まい　だと判っても[好き]は揺らいでない。

マリサは、宿泊客キャロラインに成りすましてたり、服を着ちゃってる分、コソコソと隠れようとする。そのジェニロペの動きがかわいい。しかし、問い質された時、うまい返しができるマリサ、見習いたい。

同僚ステファニーは、マネージャー職の試験をマリサの名で申し込んでたり、お節介にもマリサにやらせたがる人。魔法使いのばぁさんポジションは彼女ですね。事を引っ掻き回す彼女と息子タイに対し、マリサは怒らないし、愛ある接し方。

「香水」のメロディで♪服を拝借しーてもいいけど～、と歌ってしまうけど、ダメだろ(*｀Д´)っ))　5つ星ホテルがやっちゃ信頼がなくなるぞ。

やはり後で発覚して、ホテルをクビになっちゃいます。クリスとうまいこと結ばれた後に、突き落とされる展開。これでクリスとは、お別れＤｅａｔｈ。

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 マリサは違うホテルで働くようになる。このホテルでクリスが記者会見を開いた。息子タイはここに紛れ込み、クリスに質問する。「人は皆、間違いをします。でも、やり直せるチャンスを与えるのが大人でしょ？」とか10歳とは思えない見事な表現でクリスを導きます。（タイはガラスの靴が相当でしょう。）

冒頭で、タイが緊張のあまり、スピーチに失敗し、クリスに相談した時、[クリップを握って、そちらに緊張を移動させる]という自己暗示を教えてもらうのです。この質疑の後、タイが手の中のクリップを見せると、クリスも握っていたクリップを見せます。

マリサの職場までクリスを連れてくと、記者たちも大勢ついてきます。記者たちの前でマリサにキスするクリス。それを嬉しそうに見る息子、そーなるか？

この日はクリスマスでした。ラストが[ニューヨークのクリスマス]の映画と言えば・・・

p-each.hatenablog.com

 その後、クリスは当選して上院議員に、マリサはマネージャーに昇格。

めでたし～　　なハッピィストーリー。

 まったり気楽に観れました。

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